はやし‐ざ【囃子座】
能舞台で、後座(あとざ)の手前の、本舞台にいちばん近い部分。囃子方が位置して演奏する所。
はや・す【囃す】
[動サ五(四)]《「栄やす」と同語源》 1 手を打ったり、声を出したりして歌舞の調子をとる。「手拍子を打って—・す」 2 囃子(はやし)を奏する。「笛太鼓で—・す」 3 声をそろえてあざけったり...
はや‐びき【早弾き/速弾き】
指をすばやく動かして弦楽器を演奏すること。「ギターの—」
はんぷく‐きごう【反復記号】
楽譜で、楽曲のある部分を繰り返して演奏することを示す記号。
ハーディ‐ガーディ【hurdy-gurdy】
ハンドル付きの木製の円盤を回転させて弦をこする擦弦楽器。共鳴胴に付けられた鍵盤(けんばん)を押さえて旋律を奏する。10世紀ごろヨーロッパに現れ、13世紀までは教会などでも用いられたが、それ以後は...
ハープ【harp】
1 撥弦楽器の一。湾曲した枠に通常47本の弦を張り、音高を調節するペダルを備え、両手指で奏する。起源は、紀元前3000年ごろのメソポタミアやエジプトにさかのぼる。竪琴(たてごと)。アルパ。 2 ...
バイオリン【violin】
擦弦楽器の一。全長約60センチで、4本の弦を張り、5度間隔に調弦して、馬の尾毛を張った弓でこすって奏する。提琴。ビオロン。
ばか‐ばやし【馬鹿囃子】
東京およびその周辺の祭礼で、山車(だし)などの上で奏する祭り囃子。大太鼓・締め太鼓・笛・鉦(かね)を用いるにぎやかな囃子で、多くおかめ・ひょっとこなどの面をつけて踊る。屋台囃子。
ばち‐あわせ【撥合(わ)せ】
雅楽で、調子を奏するときに用いられる琵琶の旋律。→調子
バラライカ【(ロシア)balalayka】
撥弦楽器の一。ロシアの民俗楽器で、木製の三角形の共鳴胴と長い棹(さお)、3本の弦からなり、指先で弾奏する。