まま【儘/随/任】
《「まにま」の音変化》多く連体修飾語を受けて形式名詞的に用いられる。 1 その状態に変化のないこと。それと同じ状態。「昔の—」「現状の—」「立った—の姿勢」 2 (多く「ままになる」の形で用いる...
まめ‐へん【豆偏】
漢字の偏の一。「豇(こう)(ササゲ)」「豌(えん)」などの「豆」の称。
ま‐や【馬屋】
1 馬を飼っておく建物。馬小屋。うまや。「寒さに顫えながら—の前に立たせられた」〈真山・南小泉村〉 2 宿場。宿駅。駅(うまや)。〈色葉字類抄〉
マヤ‐ぞく【マヤ族】
《Maya》メキシコ南東部ユカタン半島からグアテマラ・ホンジュラス・エルサルバドルにかけて居住する民族集団。前4世紀ごろから農業を背景に興隆し、ピラミッド・神殿を建造し、象形文字を用い、天文・暦...
マヤ‐ぶんめい【マヤ文明】
《Maya》中央アメリカのグアテマラからユカタン半島にかけての地域に、古代から栄えたマヤ族の都市文明。巨大なピラミッド神殿を築き、天文・暦・数学・壁面装飾・象形文字などが発達していた。3世紀頃か...
まゆ【眉】
《「まよ」の音変化》 1 目の上に弓状に生えている毛。まゆげ。「—をひく」 2 近世の烏帽子(えぼし)の前面下部の中央、とがったひだの下のやや出っぱった所。 3 牛車(ぎっしゃ)の屋形の出入口上...
マリ【Mari】
シリア東部にある都市遺跡。現代名テルハリリ。ユーフラテス川中流域、イラクとの国境近くに位置する。紀元前3000年頃から軍事および交易の拠点として栄えたが、紀元前18世紀半ば、バビロニアのハンムラ...
マリア‐かんのん【マリア観音】
江戸時代、隠れキリシタンが聖母マリアに擬してひそかに崇拝の対象とした観音像。像の一部に十字架を隠している例が多い。
まる【丸/円】
《「まろ」の音変化》 [名] 1 まるい形。円形。また、球形。「該当する項目を—で囲む」 2 答案などに正解または合格・優良の評価の意味でつけるまるい印。「正しい答えに—をつける」「図画で三重...
マルガット‐じょう【マルガット城】
《le Margat》シリア西部の港湾都市バニヤースの南郊にある十字軍時代の城。元はアラブ人領主の城だったが、東ローマ帝国の手に渡り、12世紀末より聖ヨハネ騎士団が要塞化して重要拠点の一つになっ...