しょくにん‐かたぎ【職人気質】
職人に特有の気質。自分の技能を信じて誇りとし、納得できるまで念入りに仕事をする実直な性質。
しん‐まく【慎莫】
[名・形動ナリ] 1 まじめで控えめなこと。また、そのさま。実直。律義。「さぞや不自由と思へども、その顔もせず—に、終(つひ)に仕つけぬ賃仕事」〈浄・難波丸金鶏〉 2 始末をきちんとすること。よ...
じち‐め【実目】
[形動][文][ナリ]《近世語》地味で実直なさま。まじめなさま。質実。「—ナ人」〈日葡〉 「随分—な男を見立てて持て」〈浮・禁短気・五〉
じち‐よう【実用】
[名・形動ナリ]まじめなこと。また、そのさま。実直。律儀。「いとまめに—にて、あだなる心なかりけり」〈伊勢・一〇三〉
じっ‐てい【実体】
[名・形動]まじめで正直なこと。また、そのさま。実直。「見たところ—な感心な青年(わかもの)であった」〈独歩・正直者〉
じつ【実〔實〕】
[音]ジツ(慣) [訓]み みのる まこと [学習漢字]3年 〈ジツ〉 1 草や木のみ。「果実・結実・綿実油」 2 中身が詰まる。内容がみちる。「充実」 3 中身。内容。「内実・名実・有名無実...
じつ‐めい【実銘/実明】
[名・形動]まじめで正直なこと。また、そのさま。実直。「中々温順(おとなし)やかな—な男だと云って」〈円朝・真景累ヶ淵〉
すえつむはな【末摘花】
源氏物語第6巻の巻名。光源氏、18歳から19歳。源氏は常陸宮(ひたちのみや)の娘末摘花と契りを結び、翌朝大きな赤鼻の醜女だったことを知る。 源氏物語の登場人物。常陸宮の娘。容貌は醜いが、古風...
せい‐とう【正当】
[名・形動] 1 道理にかなっていて正しいこと。また、法規にかなっていること。また、そのさま。「—な理由」「—な権利」「—化」 2 実直なこと。また、そのさま。「無益の想像を繰り返すのをやめて—...
たまか
[形動][文][ナリ] 1 倹約でつましいさま。「新たに湯を沸かす手数と、薪の倹約とが出来るので、田舎の—な家ではよくやる事だ」〈左千夫・春の潮〉 2 細かい点にまで心を配って物事をするさま。誠...