げんかい‐こくていこうえん【玄海国定公園】
福岡・長崎・佐賀県にまたがる玄界灘沿岸の国定公園。芥屋大門(けやのおおと)、七ツ釜、虹の松原、志賀島(しかのしま)など景勝地や史跡に富む。
げんじょう【玄上/玄象】
《「げんしょう」とも》平安時代の皇室御物の琵琶の名器。藤原貞敏(さだとし)が唐から持ち帰ったもので、比類のない宝器として尊重され、逸話に富む。 [補説]曲名別項。→絃上
げん‐まい【玄米】
もみ殻を取り除いただけの、精白していない米。貯蔵性がよく、ビタミンB1に富む。くろごめ。
こうしん‐ざん【庚申山】
栃木県日光市にある山。標高1892メートル。奇岩・怪石に富む。コウシンソウの自生地。山頂に庚申神社がある。
こくしょく‐けつがん【黒色頁岩】
有機炭素に富む頁岩。海水中の酸素が欠乏し、大量の有機物が分解せずに堆積して形成されたと考えられる。きめが細かく、生物遺骸が分解されてないため、軟体部も含め、非常に保存状態のよい化石が見つかる。→...
こしだか‐さざえ【腰高栄螺】
リュウテンサザエ科の巻き貝。殻高約3.5センチ。貝殻はサザエに似るが、小形でとげ状の突起がなく、色は緑褐色・赤褐色など変化に富む。房総以南の暖海沿岸に分布。食用。ごしきさざえ。いろさざえ。
コレシストキニン‐パンクレオザイミン【cholecystokinin-pancreozymin】
十二指腸の粘膜の細胞から分泌されるホルモン。消化酵素に富む膵液(すいえき)の分泌を促し、また胆嚢(たんのう)を収縮させるので、胆汁の排出が促進される。胆嚢の機能検査に利用。コレシストキニンとパン...
コロラトゥーラ【(イタリア)coloratura】
《「コロラチュラ」とも》声楽で、トリルなどの技巧的な装飾に富む華やかな旋律。18〜19世紀のオペラのアリアなどに好んで用いられた。
ゴム‐あみ【ゴム編み】
棒針編みで、表編みと裏編みとを交互にくり返し、縦方向に畝ができるようにした編み方。伸縮性に富む。リブ編み。
さんがら‐だいみょう【三柄大名】
江戸時代の大名中、金沢の前田、薩摩(さつま)の島津、仙台の伊達(だて)の三家をいう。前田は禄高が大名中最高なので高柄、島津は源頼朝の血をひく名家なので家柄、伊達は農作物が豊かで国が富むので国柄と...