こ【来】
動詞「く(来)」の命令形。平安時代までは「よ」をつけない形で用いられた。→来(く)る「この寮(つかさ)に詣(まう)で—」〈竹取〉
こうか‐もん【皇嘉門】
平安京大内裏外郭十二門の一。南面三門中の西端の門。雅楽寮(うたづかさ)門。
こうぶ‐だいがっこう【工部大学校】
工部省直轄の工学教育機関。明治4年(1871)に設立された工学寮を、明治10年(1877)改称したもの。明治19年(1886)東京帝国大学に合併し、帝国大学工科大学となる。
こうろ‐じ【鴻臚寺】
1 中国で、北斉以後、外国使節の接待および朝貢などをつかさどった役所。 2 玄蕃寮(げんばりょう)の唐名。
こくし‐かん【国子監】
1 中国で隋以後、貴族の子弟や世間の秀才を教育した国家経営の学校。また、その学校を管理した教育行政官庁。晋代の国子学にあたる。 2 大学寮の唐名。
こと‐し【琴師】
1 琴を作る人。 2 琴を弾くのを業とする人。 3 雅楽寮で琴を教授する職員。
こま‐ひき【駒牽き/駒引き】
《「こまびき」とも》 1 馬を引くこと。また、その者。 2 平安時代、毎年4月に、天皇が群臣とともに武徳殿において、馬寮(めりょう)の馬を御覧になる儀式。5月の騎射に備えたもの。 3 平安時代、...
こま‐むかえ【駒迎え】
平安時代、毎年8月の駒牽(こまひ)きのとき、諸国から貢進される馬を、馬寮(めりょう)の使いが近江(おうみ)の逢坂(おうさか)の関まで迎えに出たこと。こまむかい。《季 秋》「—ことにゆゆしや額白/蕪村」
こよみ‐の‐はかせ【暦の博士】
1 律令制で、中務省(なかつかさしょう)陰陽寮(おんようりょう)に属し、暦を作り、暦生の教育をつかさどった職員。れきはかせ。 2 陰陽師をいう。
コレージュ【(フランス)collège】
1 中世からフランス革命期までの、パリ大学の学寮。のち、講義もここで行われた。 2 フランスの前期中等教育機関。→リセ