さい‐すん【採寸】
[名](スル)洋裁で、衣服を仕立てるのに必要なからだの各部分の寸法を測ること。「スーツを作るために—する」
さん‐ずん【三寸】
1 1寸の3倍。かね尺で約9.1センチ。鯨尺で約11.4センチ。 2 3寸くらいのもの。また、短いもの、薄いものなどのたとえ。「舌先—」「胸—」 3 《売る台の長さ1尺3寸の1尺を略していう》香...
したさき‐さんずん【舌先三寸】
口先だけでうまく相手をあしらうこと。また、その言葉。舌三寸。「—で金をだまし取る」 [補説]文化庁が発表した平成23年度「国語に関する世論調査」では、「本心でない上辺(うわべ)だけの巧みな言葉」...
した‐さんずん【舌三寸】
「舌先三寸」に同じ。
しゃく‐すん【尺寸】
《1尺と1寸の意から》わずかばかりのこと。せきすん。
じっ‐すん【実寸】
実際に測定した寸法。
すん【寸】
1 尺貫法の長さの単位。1寸は1尺の10分の1で、約3.03センチ。 2 長さ。寸法。「—足らず」 3 ごく短いこと。また、ごく少ないこと。「彼をふるい此を移せど—の紙だになし」〈蘆花・不如帰〉...
すん【寸】
[音]スン(呉) [訓]き [学習漢字]6年 1 長さの単位。尺の10分の1。「寸陰・寸尺/方寸」 2 長さ。「寸法/原寸・同寸」 3 ごくわずか。「寸暇・寸志・寸時・寸借・寸前・寸断・寸評」 ...
すん‐ずん【寸寸】
[副]《「ずんずん」とも》物を細かく切るさま。ずたずた。「書いた所は—に引き裂いて屑籠(くずかご)へ投げ込んだ」〈漱石・こゝろ〉
ずた‐ずた【寸寸】
[副]《「つだつだ」の音変化。「ずだずだ」とも》きれぎれになるさま。「—に引き裂く」「大雨で鉄道が—に寸断される」