うそ
[接頭]《「うす(薄)」の音変化》名詞・形容詞・動詞などに付く。 1 薄い意を表す。「—霞(がすみ)」「—雲」 2 少し、少ない、の意を表す。「—黄」「—暗い」「—笑む」 3 なんとなく、どこと...
うそ‐あま・い【うそ甘い】
[形]かすかに甘味があるさま。少し甘い。「—・イ物ヲ喰ラウタ上ナレバ」〈天草本伊曽保・イソポが生涯〉
うち【打ち】
[接頭]動詞に付いて、その動作・作用を強めたり、語調を整えたりする。また、少し、ちょっと、の意を添えることもある。「—続く」「—興ずる」「—笑(え)む」
うち‐あん・ず【打ち案ず】
[動サ変]思いを巡らす。思案する。「義時、とばかり(=少シノ間)—・じて」〈増鏡・新島守〉
うち‐すが・う【打ち次ふ】
[動ハ四] 1 力量などが同じくらいである。匹敵する。「中の君も、—・ひて、あてになまめかしう澄みたるさまは」〈源・紅梅〉 2 間を置かずに動作をする。引き続く。「皆同じ程、少し—・ひなどして出...
内(うち)に省(かえり)みて疚(やま)しからず
《「論語」顔淵から》自分の良心に照らしてみて、少しも恥ずかしいところがない。
腕(うで)に覚(おぼ)えがあ・る
自分の腕前・力量に自信をもっている。「ダンスなら少しは—・る」
う‐の‐け【兎の毛】
1 ウサギの毛。 2 きわめて微細な物事のたとえ。ほんの少し。「—ほどの欲もない」
兎(う)の毛(け)で突(つ)いたほど
きわめて微細なことのたとえ。ほんの少し。「—のすきもない」
うば‐ぐち【姥口】
1 歯のない老婆の口。 2 茶道で、周囲が盛り上がり、口のすぼまった形をした釜・香炉・水指(みずさし)などのこと。 3 物のふたなどがきちんと合わないで、少しあいていること。