きり‐まわ・す【切(り)回す】
[動サ五(四)] 1 中心になって物事を処理する。また、巧みにやりくりする。「店をひとりで—・す」 2 物のまわりを切る。「髪を禿(かぶろ)に—・し」〈平家・一〉 3 あちらこちらを切る。また、...
きん‐く【金句】
1 「金言(きんげん)1」に同じ。 2 言いまわしの巧みな句。美しい句。りっぱな言葉。
きんこう‐せんにん【琴高仙人】
中国、周代の趙(ちょう)の仙人。琴の名手で、鯉(こい)を巧みに乗りこなしたという。故事人物画の画題として知られる。
ぎょ・する【御する】
[動サ変][文]ぎょ・す[サ変] 1 (「馭する」とも書く)馬や馬車を巧みに扱う。「暴れ馬を—・する」 2 他人を自分の思い通りに動かす。「部下を巧みに—・する」 3 統治する。「政府は暫く此愚...
ぎん‐こう【銀鉤】
1 銀の鉤(かぎ)。銀製の釣り針。また、銀製のすだれかけ。 2 書の筆法の一。また、巧みな書の形容。 3 新月をたとえていう語。
くぐ・る【潜る】
[動ラ五(四)]《古くは「くくる」とも》 1 物の下や狭い間・中を、姿勢を低くして通って向こう側へ出る。また、門やトンネルなどを通り抜ける。「暖簾(のれん)を—・って店に入る」「障害物競走ではし...
口(くち)がうま・い
話し方が巧みである。口先で人をまるめ込んだりするのがじょうずである。
くち‐がしこ・い【口賢い】
[形][文]くちがしこ・し[ク]口のきき方が巧みである。「何だ、政治家の徳義に背く?、—・い事をいう」〈魯庵・社会百面相〉
くち‐きき【口利き】
1 間に立って紹介や世話をすること。また、その人。「友人の—で就職先が決まる」 2 交渉や談判などのうまい人。紛争の仲裁などに幅を利かせている人。「近所第一の—にて」〈露伴・いさなとり〉 3 弁...
くち‐ぎよう【口器用】
[名・形動ナリ]口先の巧みなこと。また、その人。口巧者(くちごうしゃ)。「—に物語をするといへども」〈仮・竹斎・上〉