つけ‐あい【付合】
1 連歌・俳諧で、五・七・五の長句と七・七の短句を付け合わせること。先に出される句を前句、これに付ける句を付句という。 2 1で、前句と付句を関係づける契機となる語句。寄合(よりあい)よりも広く...
てき‐せつ【適切】
[名・形動]状況・目的などにぴったり当てはまること。その場や物事にふさわしいこと。また、そのさま。「—に判断する」「—な表現」 [派生]てきせつさ[名] [用法]適切・適当——「適切な(適当な)...
でんえんのゆううつ【田園の憂鬱】
佐藤春夫の小説。大正8年(1919)定本刊行。武蔵野の田園での生活を背景に、倦怠と憂鬱の心情を描く。
トランセンド‐ほう【トランセンド法】
紛争を解決するための手法の一つ。当事者間の妥協点を探るのではなく、対話を通じて双方の目標・心情を理解し共感したうえで、対立や矛盾を非暴力的・創造的に超越し、両者が協力しあえる良好な関係へと転換さ...
なかっ◦た
[連語] 《形容詞「ない」の連用形+完了の助動詞「た」。中世後期以降の語》 1 ある事柄が過去に存在しない意を表す。「こんなに大きな地震は—◦た」 2 過去のある状態・心情などを打ち消す意を表...
にが‐み【苦み/苦味】
1 苦いこと。苦い味。苦い度合い。「—の強いコーヒー」 2 不愉快な心持ち。つらい心情。「万の感情はさらりと消えて、唯—のみ残りしなり」〈蘆花・不如帰〉 3 渋さを含んでひきしまった感じのするこ...
に‐つけ‐て【に付けて】
[連語]《格助詞「に」+動詞「つ(付)ける」の連用形+接続助詞「て」》 1 動作や心情が起こるきっかけとなる事柄を表す。…に関連して。…するとそれに関連して。「何か—力になる」「うわさを聞く—心...
はんざいひがいしゃほご‐ほう【犯罪被害者保護法】
《「犯罪被害者等の権利利益の保護を図るための刑事手続に付随する措置に関する法律」の略称》刑事裁判の手続きにおいて、犯罪の被害を被った人やその家族の心情を尊重し、またその被害の回復に資する措置を定...
ばんしゅん【晩春】
小津安二郎監督による映画の題名。昭和24年(1949)公開。原作は広津和郎の小説「父と娘」。嫁ぐ娘と父の複雑な心情を描く。出演、笠智衆、原節子ほか。第23回キネマ旬報ベストテンの日本映画ベストワ...
ヒューマニスティック【humanistic】
[形動] 1 人としての道を重んじるさま。人道的。「—な立場」 2 人間性・人間愛などを称揚するさま。「—な作風」 3 人間らしいさま。人間的。「—な心情」