しのび‐び【忍び火】
音のしないように打つ切り火。
しのび‐めつけ【忍び目付】
武家時代、ひそかに各地を巡察し、事情を主家に報告した役。しのびまわり。
しのび‐もとゆい【忍び元結】
外部から見えないように結ぶ元結。
しのび‐やか【忍びやか】
[形動][文][ナリ]人目をはばかって、ひそかに行うさま。動作などが静かで、人目に立たないさま。「—な足音」「秋の—な訪れ」
しのび‐やつ・す【忍び窶す】
[動サ四]人目を忍んで、目立たない姿になる。「馬四つ五つひかせていみじう—・したれど」〈源・玉鬘〉
しのび‐よ・る【忍び寄る】
[動ラ五(四)]気づかれないように、そっと近づく。「枕元にそっと—・る」「背後に—・る黒い影」「—・る秋の気配」
しのび‐わらい【忍び笑い】
[名](スル)人に気づかれぬように、声を抑えて笑うこと。「くすくすと—する」