うがち【穿ち】
1 穴をあけること。 2 ㋐表に現れない事実・世態・人情の機微を巧みにとらえること。 ㋑黄表紙・洒落本などにみられる、江戸文学の理念を示す語。人情の機微や特殊な事実を指摘し、特に遊里生活の手引き...
うがち‐すぎ【穿ち過ぎ】
物事の本質や人情の機微をとらえようと執着するあまり、逆に真実からかけ離れてしまうこと。
うが・つ【穿つ】
[動タ五(四)]《上代は「うかつ」》 1 穴をあける。掘る。また、突き通す。貫く。「雨垂れが石を—・つ」「トンネルを—・つ」 2 押し分けて進む。通り抜けて行く。「石は灌木の間を—・って崖の下へ...
うき‐な【浮(き)名/憂き名】
1 (浮き名)恋愛や情事のうわさ。艶聞(えんぶん)。「—が立つ」 2 つらい嫌な評判。悪い評判。「浮き」への連想から、「流す」「川」などを縁語として用いる。「—を西海の浪(なみ)に流し」〈平家・二〉
うきよ‐の‐なさけ【浮世の情け】
この世に住む人間どうしの情愛。「宿を貸すのも—」
ウクサ‐きょうてい【UKUSA協定】
《UKUSAは「United Kingdom‐United States of America」の略》SIGINT(シギント)(通信・電波の傍受による情報収集活動)施設の共同利用に関する多国間協...
うけ‐て【受(け)手】
1 受ける側の人。受け取り手。 2 情報などを受け取る側。⇔送り手。 3 空手(からて)などで、相手からの手を受ける手。
う‐げん【迂言】
1 時世や事情に疎い見当外れの言葉。自分の言葉を謙遜していうのにも用いる。 2 回りくどい言葉。
うごき【動き】
1 動くこと。また、動くようす。「雲の—が速い」「計器の針の—に注意する」 2 状態・情勢・内容などが変わること。変動。変化。「相場の—」「世の中の—」
うしお【潮】
1 海面の水位が太陽や月、特に月の引力によって、定期的に高くなったり低くなったりすること。潮汐(ちょうせき)。しお。 2 海水。「太平洋の—に洗われて育つ」 3 高まったり静まったりするもの、ま...