かるかや‐どうしん【苅萱道心】
苅萱伝説中の人物。石童丸の父。俗名、加藤左衛門繁氏。筑前(ちくぜん)苅萱の武士だったが、無常を感じて出家する。
かる‐み【軽み】
1 軽い感じ。軽い度合い。 2 芭蕉が晩年に到達した俳諧の理念。日常卑近な題材の中に新しい美を発見し、それを真率・平淡にさらりと表現する姿。かろみ。→寂(さび) →撓(しおり) →細み
かる‐め【軽め】
[名・形動]やや軽いこと。少し軽い感じがすること。また、そのさま。「—に飯を盛る」⇔重め。
かれ‐し【彼氏】
[代]三人称の人代名詞。あの人。あいつ。いくぶんふざけた感じでいう語。「—もなかなかやるね」⇔彼女。 [名]恋人である男性。「彼女」に対する昭和初期の造語。徳川夢声の用いはじめたものという。...
か・れる【涸れる】
[動ラ下一][文]か・る[ラ下二]《「枯れる」と同語源》 1 池・川・井戸などの、水がほとんどなくなる。水けがなくなり、乾いた状態になる。干上がる。「泉が—・れる」「涙が—・れる」 2 湿り気が...
かろ‐がろ【軽軽】
[副]「かるがる」に同じ。「綿入(わたいれ)一枚の出で立ちさえ—とした快い感じを添える」〈漱石・趣味の遺伝〉
かわい【可愛】
《形容詞「かわいい」の語幹。また、「かわいい」の省略形とも》 1 愛らしく感じるさま。いとしく思うさま。「忌々(いまいま)しい婆(ばば)めと勃然(むっ)とはしたれど、—娘の姑(しゅうと)」〈紅葉...
かわ・く【乾く】
[動カ五(四)] 1 物に含まれている湿気・水分がなくなる。ひる。「洗濯物が—・く」「—・いた空気」 2 感情や生気が感じられなくなる。うるおいに欠ける。「—・いたうつろな目」
かん【勘】
1 物事の意味やよしあしを直感的に感じとり、判断する能力。「—が働く」 2 古文書で、内容の了解を示す符号や点。
かん【感】
1 深く心が動くこと。感動。「—に入る」 2 物事に接して生ずる心の動き。感じ。「今さらの—は否めない」「隔世の—」「親近—」 3 その物事の様子。「安定—」「重厚—」 [補説]2・3は俗に、「...