けいちょう【慶長】
後陽成天皇・後水尾(ごみずのお)天皇の時の年号。1596年10月27日〜1615年7月13日。きょうちょう。
けいちょう‐いちぶばんきん【慶長一分判金】
江戸幕府発行の金貨。慶長6〜元文3年(1601〜1738)通用。慶長一分金。慶長一分判。
けいちょう‐おおばんきん【慶長大判金】
江戸幕府発行の金貨。表面に「拾両」と書いてあるが、1枚が慶長小判の8両2分にあたる。主に賞賜に用いられた。
けいちょう‐かつじ【慶長活字】
慶長年間に製作された木製の活字。慶長勅版本などの印刷に使用した。
けいちょう‐きん【慶長金】
慶長6年(1601)から江戸幕府が発行した慶長大判金・慶長小判金・慶長一分判金の総称。
けいちょう‐ぎん【慶長銀】
慶長6年(1601)から江戸幕府が発行した慶長丁銀および慶長豆板銀の総称。
けいちょう‐けんおうしせつ【慶長遣欧使節】
慶長18年(1613)仙台藩主伊達政宗が家臣の支倉常長(はせくらつねなが)をローマ教皇庁に派遣した使節。日本を出発し、メキシコを経てイスパニアに至り国王フェリペ3世に謁見、さらにローマに至り教皇...
けいちょう‐こばんきん【慶長小判金】
江戸幕府発行の金貨。慶長6〜元文3年(1601〜1738)通用。慶長小判。
けいちょうじしん【慶長地震】
慶長9年12月(1605年2月)に東海道・南海道・西海道で発生した大規模地震(慶長の大地震1)。
けいちょう‐ちょくはんぼん【慶長勅版本】
慶長年間、後陽成天皇の勅命によって印刷・刊行された木製活字本。日本書紀神代巻・四書・古文孝経・職原鈔などがある。慶長勅版。