ウイット【wit】
気のきいた会話や文章などを生み出す才知。機知。とんち。「—に富んだ会話」
えい【穎】
[音]エイ(漢) 1 稲の穂先。「穎果」 2 錐(きり)や筆など、とがった物の先。「穎脱/毛穎」 3 才知が鋭い。「穎悟・穎才」 [補説]3は「英」を代用字とすることがある。「頴」は異体字。 [...
えい‐ご【穎悟】
[名・形動]才知がすぐれ、悟りの早いこと。非常に賢いこと。また、そのさま。
えい‐さい【英才/穎才】
すぐれた才能・才知。また、その持ち主。秀才。
えい‐しゅん【英俊】
才知などが人より特にすぐれていること。また、その人。俊英。
えい‐ち【英知/叡智/叡知】
1 すぐれた知恵。深く物事の道理に通じる才知。 2 哲学で、物事の真実在の理性的、悟性的認識。また、それを獲得しうる力。ソフィア。 [補説]書名別項。→叡知
えい‐びん【鋭敏】
[名・形動] 1 感覚などの鋭いこと。また、そのさま。敏感。「—な聴覚」 2 才知が鋭くさといこと。また、そのさま。穎敏。「—な頭脳」 [派生]えいびんさ[名]
えい‐まい【英邁】
[名・形動]特別に才知がすぐれていること。また、そのさま。「—な君主」
えい‐ゆう【英雄】
1 才知・武勇にすぐれ、常人にできないことを成し遂げた人。「—を気取る」「国民的—」 2 「英雄家(えいゆうけ)」の略。「花族も—も面(おもて)をむかへ肩をならぶる人なし」〈平家・一〉 [補説]...
英雄(えいゆう)人(ひと)を欺(あざむ)く
《李攀竜(りはんりょう)「選唐詞序」から》英雄は才知にたけているので、策略を用いて人の意表をつくことが多い。