きけん‐びょうげんたい【危険病原体】
感染すると重篤な疾患を起こす病原体。 [補説]国立感染症研究所はWHOの指針に基づいて実験室で取り扱う病原体等を四つのリスク群に分類している。このうち、危険病原体は、リスク群3(拡散する可能性が...
きこう‐ていこう【気孔抵抗】
気孔を通じて行われる二酸化炭素や水蒸気などの拡散に対する抵抗。開口すると小さくなり、閉鎖すると大きくなる。
キャンセル‐カルチャー【cancel culture】
特定の人物・団体の反社会的言動を人々が問題視し、追放運動や不買運動などを起こすこと。 [補説]正当な抗議活動としての側面もあるが、SNSで情報を拡散するなどして激しく糾弾し、社会的地位を失わせる...
ぎゃくてん‐そう【逆転層】
通常とは逆に、気温が上空ほど高くなっている大気の層。風のない晴れた夜に地表近くに形成され、また沈降する気流などによって上空にでき、スモッグなどが拡散しにくくなる。
グレアム‐の‐ほうそく【グレアムの法則】
気体が容器の小孔から噴出する速度についての法則。気体の密度の平方根に反比例し、容器の内外の圧力差の平方根に比例する。また、気体および流体の拡散速度は分子量に反比例するという法則も指す。19世紀英...
ぐんしゅくふかくさん‐イニシアチブ【軍縮・不拡散イニシアチブ】
核兵器の廃絶に向けて、核兵器や核保有国を増やさない取り組みを着実に進めるために、核保有国と非保有国の橋渡し役を担う、地域横断的な有志国の集まり。日本・オーストラリアが主導して2010年に発足。日...
げんしりょくきせい‐いいんかい【原子力規制委員会】
原子力の安全規制を一元的に行う日本の行政機関。平成24年(2012)9月に環境省の外局として設置。原子力施設や核燃料・核原料物質の使用に関する規制のほか、核不拡散のための保障措置、核物質防護な...
げんしりょくきせい‐ちょう【原子力規制庁】
環境省の外局である原子力規制委員会の事務局。原子力安全規制、核セキュリティー、核不拡散の保障措置、放射線モニタリングなどを一元的に行う。平成24年(2012)9月発足。
げんしりょくきょうきゅうこく‐グループ【原子力供給国グループ】
核燃料、原子力関連技術や機材の輸出を管理・規制するための国際的な組織。1974年、核不拡散条約(NPT)に加盟していないインドが行った核実験をきっかけに、1978年に正式発足。参加国が守るべきガ...
コア‐キャッチャー【core catcher】
《コア(core)は炉心の意》原子炉で炉心溶融事故が発生した場合に備えて、原子炉格納容器の下部に設置される装置。溶融した炉心燃料を閉じ込めて冷却し、放射性物質の拡散を抑制する。炉心溶融物保持装置。