くだり【下り/降り】
1 上から下へ、高いところから低いところへ移動すること。また、その道や流れ。「急な—が続く」「川—」⇔上(のぼ)り。 2 鉄道の路線や道路で、各線区ごとの起点から終点への方向。また、その方向に走...
くに‐の‐まほら【国のまほら】
《「ま」は美称、「ほ」は最もすばらしいことやものの意、「ら」は接尾語》国の中で最もすばらしい所。くにのまほろば。くにのほ。「—をつばらかに示し給へば」〈万・一七五三〉
けいし‐だ・つ【家司立つ】
[動タ四]《「だつ」は接尾語》いかにも家司らしく振る舞う。「はかばかしき—・つ人なども見えず」〈源・野分〉
けなり‐が・る【異なりがる】
[動ラ四]《形容詞「けなりい」の語幹に接尾語「がる」の付いたもの》うらやましく思う。「芸子に目をつかはせ、下なる見物に—・らせける」〈浮・胸算用・三〉
けん【圏】
1 周囲をかこった形。輪。「主筆席の周囲に三、四人が—を作っていた」〈魯庵・社会百面相〉 2 (接尾語的に用いて)一定の範囲。「合格—」「アジア—」
けん‐とう【見当】
1 大体の方向・方角。「駅はこの—です」 2 はっきりしていない事柄について大体の予想をすること。見込み。「犯人の—はついている」「—をつける」 3 版画や印刷で、刷る紙の位置を決めるための目印...
げき【劇】
1 脚本中の役を動作とせりふで演じながら筋書きに従って場面を進行させていくもの。演劇。芝居。ドラマ。「人形—」 2 (接尾語的に用いて)劇的な出来事。世間の人があっと驚く出来事。「業界トップの逮...
げな
[助動][〇|げに・げで|げな|げな|(げなれ)|〇]《接尾語「げ」に断定の助動詞「なり」の付いた「げなり」の音変化》活用語の終止形・連体形、形容詞の語幹に付く。 1 様態を推量する意を表す。…...
げ・びる【下卑る】
[動バ上一]《「下(げ)」に接尾語「びる」の付いたもの。「卑」は当て字》言動が下品になる。下劣に見える。「—・びた話」
げん‐ざい【現在】
[名](スル) 1 過去と未来の間。過去から未来へと移り行く、今。また、近い過去や未来を含む、今。副詞的にも用いる。「数千年の時を経て—に至る」「—のところ見通しは立っていない」「—、出張中です...