ゆす・れる【揺すれる】
[動ラ下一]ゆれ動く。「車が通るたびに家が—・れる」
ゆぶ・る【揺ぶる】
[動ラ四]ゆり動かす。ゆさぶる。ゆする。「花の咲く陰には寄せじひく猿の枝を—・らば散りもこそすれ」〈三十二番職人歌合〉
ゆらか・す【揺らかす】
[動サ四]玉などを触れさせて音を立てさせる。「み頸珠(くびたま)の玉の緒もゆらに取り—・して」〈記・上〉
ゆらぎ【揺らぎ】
1 ゆらぐこと。動揺すること。「自信の—」 2 ある量の平均値は巨視的には一定であっても、微視的には平均値と小さなずれがあること。また、そのずれ。気体分子の熱運動、光の散乱、ブラウン運動などにみ...
ゆら・ぐ【揺らぐ】
[動ガ五(四)] 1 ゆらゆらと動く。ゆれ動く。「水面が—・ぐ」 2 物事の基盤が不安定になる。「地位が—・ぐ」「決意が—・ぐ」
ゆら・す【揺らす】
[動サ五(四)]揺り動かす。ゆさぶる。「川風が枝葉を—・す」
ゆら‐つ・く【揺らつく】
[動カ五(四)]ゆらゆらと動く。揺れ動く。「心が—・いて決めかねる」
ゆら‐めか・す【揺らめかす】
[動サ五(四)]ゆらめくようにする。ゆらゆらさせる。「そよ風が髪のリボンを—・す」
ゆら‐め・く【揺らめく】
[動カ五(四)]ゆらゆらと揺れ動く。ゆらぐ。「紫煙が—・く」「湖上の月影が—・く」
ゆらめくほのお【ゆらめく炎】
《原題、(フランス)Le feu follet》ドリュ=ラ=ロシェルの小説。1931年刊。1963年、ルイ=マル監督により映画化。