グラフ‐りろん【グラフ理論】
いくつかの点(ノード)と、これらを結ぶ線分(エッジ)からなる図形の、位相幾何学的性質を解析する数学理論。歴史的には18世紀、レオンハルト=オイラーの「ケーニヒスベルクの橋」という、七つの橋を1回...
ぐん【群】
1 群がること。集団。「—をなす」 2 抽象代数学で、集合Gの元a, b, cの間に一つの演算方法*が規定されていて、元がその演算方法に関して次の条件を満たすとき、Gを群という。 (1) a*b...
ぐん‐ろん【群論】
代数学の一部門。集合が群の定義を満たすとき、この集合の性質を研究する学問。
けい【系】
1 ある関係をもって、一つのつながりやまとまりをなすもの。系統。「一つの—を形成する」 2 名詞に付いて、一つのまとまりのある関係にあることを表す語。「理科—に進む」「外資—の企業」「太陽—」「...
けいけん‐かがく【経験科学】
経験的事実・現象を対象とし実証的な方法で研究する学問。自然科学や社会科学など。数学・形式論理学、また規範学のような学問に対する語。
けいさんしうるかず【計算しうる数】
《原題、On Computable Numbers》英国の数学者、チューリングによる論文。1936年発表。ドイツの数学者ヒルベルトが提示した決定問題が解けないことを証明すると同時に、今日のコンピ...
けい‐すう【係数】
1 物理学で、種々の物理量間の法則を表す関係式に現れる比例定数。粘性率・膨張率など。 2 数学で、単項式のある文字に着目したときの他の部分。例えば2ax2でx2に着目したときの2aをいう。
けいりょう‐けいざいがく【計量経済学】
数量的経済法則を検出するために、経済理論・数学・統計学の成果を総合的に適用する経済学の一分野。エコノメトリックス。
ケプラー‐よそう【ケプラー予想】
同じ大きさの球を積み上げたときに、もっとも密な構造は立方最密充塡(じゅうてん)と六方最密充塡をとるという、17世紀の天文学者ケプラーによる予想。充塡の密度は約74パーセント。ケプラー自身は証明で...
ケララ【Kerala】
インド半島南部西岸にある州。紀元前3世紀ごろからエジプトや中国とのインド洋交易で栄えた。また、数学や天文学などのほか、アーユルベーダが生み出されるなど独自の文化が発展した。州都はトリバンドラム。...