いん‐ぷ【殷富】
[名・形動]《「殷」は盛んの意》栄えて豊かなこと。また、そのさま。「貿易を業として、—を極め」〈竜渓・経国美談〉 「下は貧にして上は—なる時節と云う可し」〈福沢・文明論之概略〉
いんりょうけんにちろく【蔭涼軒日録】
室町中期、京都相国寺鹿苑院(ろくおんいん)内の蔭涼軒主の記した公用日記。永享7〜文正元年(1435〜66)は季瓊真蘂(きけいしんずい)が、文明16〜明応2年(1484〜93)は亀泉集証(きせんし...
ウェルナー【Heinz Werner】
[1890〜1964]米国の心理学者。オーストリア生まれ。1933年渡米。文明人と未開人の比較研究を行い、現代発達心理学の基礎を築いた。著「発達心理学入門」など。
ウシュマル【Uxmal】
メキシコ東部、ユカタン州にあるマヤ文明を代表する遺跡。ユカタン半島北西部、州都メリダの南約80キロメートルに位置する。600年〜900年のマヤ古典期後期のもので、建築物の壁面を覆うプウク様式とよ...
うすべ【護田鳥】
ゴイサギ・ミゾゴイの古名。おすめどり。うすめ。〈文明本節用集〉
ウタトラン【Utalán】
グアテマラ中南部の都市サンタクルス‐デル‐キチェの西郊にある遺跡。キチェ語名クマルカフ。マヤ文明後古典期に隆盛したキチェ王国の都があった場所。1524年にスペイン人のペドロ=デ=アルバラードによ...
うちゅうせん‐ちきゅうごう【宇宙船地球号】
地球を、限られた資源しかもたない宇宙船にたとえた語。環境学・経済学などで用いられる概念。スペースシップアース。 [補説]1960年代、米国の建築家フラーの文明論“Operating Manual...
うめさお‐ただお【梅棹忠夫】
[1920〜2010]民族学者。京都の生まれ。はじめ動物学を専攻したが、モンゴルやカラコルムなどでのフィールドワークを経て民族学・文化人類学の研究に移行。国立民族学博物館の設立に尽力、初代館長と...
うん‐どう【運動】
[名](スル) 1 物が動くこと。物体が時間の経過とともに空間的位置を変えること。「振り子の—」「天体—」⇔静止。 2 からだを鍛え、健康を保つために身体を動かすこと。スポーツ。「肥満防止のため...
エジプト【Egypt】
アフリカ北東部の国。正称、エジプト‐アラブ共和国。首都カイロ。国土の多くは砂漠で、ナイル川流域で綿花・サトウキビなどを栽培。スエズ湾岸などから石油も産する。古代文明の発祥地で、ピラミッドなどの遺...