お‐かがみ【御鏡】
1 「鏡」を敬って、また丁寧にいう語。 2 「鏡餅(かがみもち)」の女性語。《季 新年》
おけら‐まいり【朮参り/朮詣り】
大みそかの深夜から元旦にかけて、京都の八坂神社で行われる朮祭に詣でること。おけらもうで。《季 新年》
おけら‐まつり【朮祭/白朮祭】
京都の八坂神社で、大みそかから元旦にかけて行われる祭り。火鑽(ひき)りで点じた火でオケラの根、柳の削り掛けを燃やして、かがり火にする。参詣(さんけい)人はそれを火縄に移して持ち帰り、雑煮を煮る火...
お‐さがり【御下(が)り】
1 「下がり4」に同じ。「兄さんの—でがまんする」 2 神仏の供物を下げたもの。 3 客に出した飲食物の残り。 4 都会から地方へ行くことを京都でいう。 5 (「御降り」とも書く)正月三が日に降...
おし‐あゆ【押し鮎】
塩押しにした鮎。昔、新年の祝いに用いた。《季 新年》「—はなくてもあらん氷頭鱠(ひづなます)/暁台」
お‐だい【御題】
1 新年の宮中行事「歌御会始め」に天皇が出す題。勅題。御題(ぎょだい)。 2 詩歌や川柳2、落語の三題噺(さんだいばなし)、謎掛けなどの題の美化語。「今週の—は雪見」 [補説]1はかつて「御題(...
お‐としだま【御年玉】
新年を祝って贈る金品。主に子供や目下の者などに贈る。《季 新年》
おにうち‐ぎ【鬼打ち木】
「新木(にゅうぎ)」に同じ。《季 新年》
おの‐はじめ【斧始め】
1 「手斧(ちょうな)始め1」に同じ。 2 新年に初めて斧で木を切ること。《季 新年》「音のきて雑木山すそ—/爽雨」
お‐めでとう
[感]《形容詞「おめでたい」の連用形「おめでたく」のウ音便》新年や、相手にめでたい出来事があったときに言うあいさつの言葉。丁寧に言うときは「おめでとうございます」。「ご結婚、—」 [補説]「御目...