かい‐せん【開戦】
[名](スル)戦争を始めること。⇔終戦。「吾国既に清朝と—す」〈独歩・愛弟通信〉
か‐けん【花瞼】
花のように美しいまぶた。美人のまぶた。「妾の齢既に長して—春暮れ」〈織田訳・花柳春話〉
カステルノー‐じょう【カステルノー城】
《Château de Castelnaud》フランス南西部、ドルドーニュ県の村カステルノー‐ラ‐シャペルにある城。現在は中世の武器の博物館になっている。12世紀には既にあったとされ、13世紀に...
かず‐さし【数差/員刺/籌刺】
賭弓(のりゆみ)・競べ馬・歌合わせ・鶏合わせなどの勝負で、勝った回数を数えるために、数取りの串(くし)または枝を、数立てに差し入れること。また、差し入れる人。かずとり。「—座に居(すわ)りぬれば...
かん‐けり【缶蹴り】
空き缶を使ったかくれんぼう。定めた所に置いた缶を蹴り、それを鬼がもとに戻す間に隠れる。鬼は見つけるたびに缶を踏みに戻り、また隠れる側は鬼が離れたすきに缶を蹴ってもよく、その場合は既に見つけられた...
かん‐てん【漢天】
天の川のかかって見える空。「—既にひらきて、雲東嶺にたなびき」〈平家・七〉
かん‐もん【勘問】
取り調べること。責め問うこと。「獄(ひとや)に居る事既に五、六度になると云ふとも、度毎に必ず—する事なし」〈今昔・一三・一〇〉
カード‐フォーマット【card format】
[名](スル)メモリーカードの初期化。メモリーカードに記録されるデータの配列や形式を設定し、デジタルカメラや携帯情報端末などで使用可能な状態にすること。既に記録していたデータは消去される。
き‐せい【季世】
終局の世。末世(まっせ)。「既に古人に及ばざる—の人なれば」〈福沢・文明論之概略〉
きゅう‐かい【救解】
[名](スル)罪を弁護して人を救うこと。「幕府既に勅を奉じて長州の罪を問う今将(はた)—すべからず」〈染崎延房・近世紀聞〉