やよい‐どき【弥生土器】
弥生文化の土器。東京都の弥生町貝塚で発見された土器が機縁となって命名。セ氏600〜800度程度で焼成した赤焼き軟質土器で、貯蔵用の壺、深鍋としての甕(かめ)、盛りつけ用の鉢・高坏(たかつき)など...
ヤンキー‐ボンド【Yankee bond】
米国の債券市場で、世界銀行などの国際機関や、外国の政府・地方自治体・民間企業が発行する債券。日本のサムライボンド(円建て外債)や英国のブルドッグボンドに相当する。
ゆいしき‐は【唯識派】
中観派と並ぶインド大乗仏教の二大学派の一。現象世界を唯識説によって説明し、瑜伽行(ゆがぎょう)の実践によって認識しようとする学派。弥勒(みろく)・無着・世親らによって始められ、日本の法相(ほっそ...
ゆう‐しゅ【遊手】
[名](スル)手を遊ばせて使わないこと。転じて、職に就かず遊び暮らすこと。また、その人。「日本の士人等—して」〈新聞雑誌一四〉
ゆうせん‐しゅ【優占種】
生物群集で、量が特に多く、その群集の特徴を代表し決定づける種。植物では群落の最上層を形成し、他の構成種に影響を与える。日本の森林ではスダジイ・モミ・ブナ・コメツガなどが優占種。
ゆうそく‐もんよう【有職文様】
平安時代以来、公家階級で装束・調度などに用いられた伝統的文様。他の分野の文様と区別して、近世以降この名でよばれる。小葵(こあおい)・窠文(かもん)・幸菱(さいわいびし)・三重襷(みえだすき)・唐...
ゆう‐びん【郵便】
1 書状・はがきや荷物などを宛先の人に送り届ける通信事業。日本の郵便制度は前島密(まえじまひそか)により、明治4年(1871)発足。官営事業から平成15年(2003)日本郵政公社として公社化され...
ゆうびん‐ぶつ【郵便物】
郵便で送達される信書や物品。内国郵便物と国際郵便物があり、それぞれ通常郵便物と小包郵便物(荷物)に大別される。また、普通郵便に対して速達・書留などの特殊取扱を付加した特殊取扱郵便物がある。日本の...
ゆしゅつめんぜい‐せいど【輸出免税制度】
輸出する商品に消費税を課さない制度。消費税法第7条に基づく措置。輸出業者が国内で商品を仕入れて輸出する場合、仕入れ時には消費税が課せられるが、輸出先からは日本の消費税を徴収できないため、仕入れ時...
ユネスコ‐ていえん【ユネスコ庭園】
《Garden for UNESCO》フランス、パリのユネスコ本部にある現代庭園。イサム=ノグチの設計。日本の造園家の協力により1959年に完成。伝統的な日本の回遊式庭園の様式に倣った要素と、歌...