あか‐がさ【赤瘡】
麻疹(はしか)の古名。あかもがさ。「日頃—よりして…いみじう弱らせ給へるに」〈栄花・楚王の夢〉
おし‐さ・げる【押(し)下げる】
[動ガ下一][文]おしさ・ぐ[ガ下二] 1 押して下の方へさげる。「揚げ戸を—・げる」 2 心を落ち着かせる。気持ちをおさえてしずめる。「日頃の強き死顔見て…膝節(ひざぶし)がたがた、がたつく胸...
お‐ぬし【御主】
[代]二人称の人代名詞。おまえ。そなた。室町以降用いられ、同輩以下に対する語。古くは男女に用いた。「日頃—が兎や角と、異見がましく悋気(りんき)をするも」〈伎・小袖曽我〉
かたわれ‐づき【片割れ月】
半分またはそれ以上欠けている月。「十日頃の—が白くかかっている」〈荷風・見果てぬ夢〉 [補説]書名別項。→片われ月
かんこうき‐よほう【寒候期予報】
気象庁が発表する季節予報の一つ。12〜2月の平均気温・合計降水量・日本海側の合計降雪量など、その年の冬の天候の大まかな傾向を予報するもので、毎年9月25日頃に、三か月予報と同時に発表される。→暖...
きさき‐の‐みや【后の宮】
1 皇后の住居。また、その宮殿。きさいのみや。「—に宴し給ふ」〈北野本天武紀〉 2 皇后・中宮の敬称。きさいのみや。「—、日頃ただにもおはしまさぬを」〈栄花・月の宴〉
けい【頃】
[常用漢字] [音]ケイ(漢) [訓]ころ このごろ しばらく 〈ケイ〉 1 このごろ。「頃日」 2 しばらく。「頃刻/少頃」 3 田の面積の単位。百畝。「万頃(ばんけい)」 〈ころ(ごろ)...
けそう・ず【懸想ず】
[動サ変]思いをかける。恋い慕う。「年頃—・じ給へる人の太秦(うづまさ)に日頃籠り給へるに」〈狭衣・一〉
こん‐みょう【今明】
今日と明日。きょうあす。今明日。「この日頃、都遷(うつ)りあるべしときこえしかども、忽ちに—の程とは思はざりつるに」〈平家・五〉
然(さ)もありな◦ん
きっとそうであろう。もっともである。さもあらん。「今回の表彰も、彼の日頃の努力からは—◦んと思われた」