あけ‐すけ【明け透け】
[名・形動]あけっぴろげで、露骨なこと。包み隠しのないこと。また、そのさま。「—にものを言う」「—な性格」
あけ‐そ・める【明け初める】
[動マ下一][文]あけそ・む[マ下二]夜が明け始める。
あけ‐た・つ【明け立つ】
[動タ四]夜が明ける。「御行ひもうち忘れて、—・てばわたり給ひて御琴教へ奉り」〈夜の寝覚・五〉
あけっ‐ぱなし【開けっ放し/明けっ放し】
[名・形動]《「あけはなし」の音変化》 1 戸・窓などを開けたままにしておくこと。また、すっかり開けること。「—のドア」 2 心の中や物事を包み隠さないこと。ありのままの姿を見せること。また、そ...
あけっ‐ぴろげ【開けっ広げ/明けっ広げ】
[名・形動]《「あけひろげ」の音変化》 1 戸や窓などをすっかり開け広げておくこと。また、そのさま。「座敷を—にしておく」 2 心の中や物事を包み隠さず、すべてを明らかにすること。また、そのさま...
あけ‐て【明けて】
[副]新しい年を迎えたあとの年齢・年数をいう語。年が変わると。「—八〇歳」「—七年め」
明(あ)けても暮(く)れても
飽きもせず、同じことを毎日続けるさま。年がら年じゅう。よいこととして評価される事柄にはあまり使わない。「航海中—目にするものは海ばかり」
あけ‐に【明け荷】
1 竹またはむしろで作った、旅行用のつづら。角や縁に割り竹をつけて開閉しやすくしてある。 2 相撲で、関取が場所入りのとき、化粧まわしなどを入れて支度部屋へ運ぶつづら。
あけに‐うま【明け荷馬】
婚礼のときに嫁を乗せる馬。ふつう、婿方で準備して、明け荷を馬の背の両側につけ、その上に布団を敷く。
あけ‐の‐かね【明けの鐘】
明け六つ(午前6時ごろ)に寺で鳴らす鐘の音。 (明の鐘)長唄。恋しい男との別れを惜しむ女心をうたったもの。手ほどきの曲として用いられる。