やえ‐やまぶき【八重山吹】
ヤマブキの一品種。花期が遅く、花のしべが花びらに変わり八重咲きとなったもので、実はできない。《季 春》
や‐か【野花】
野に咲く花。野の花。「—黄鳥春風を領じ」〈謡・胡蝶〉
やかましむらのこどもたち【やかまし村の子どもたち】
《(スウェーデン)Alla vi barn i Bullerbyn》スウェーデンの女性作家、リンドグレーンによる児童文学作品。1947年刊行。家が3軒、子供は6人しかいない小さな村の日常を、村の...
やき‐はまぐり【焼き蛤】
ハマグリを殻つきのまま、松かさ・松葉、または炭火で焼いたもの。それに含まれている塩味だけで食する。三重県桑名の名産。また、ハマグリのむき身を串に刺し、醤油などで付け焼きにしたもの。やきはま。《季 春》
やくおう‐じ【薬王寺】
福島県いわき市にある真言宗智山派の寺。山号は、延寿山。平安初期に徳一が薬師堂を建立したのに始まるという。
東京都中野区新井にある真言宗豊山派の寺。山号は、松高山。通称、新井薬師。開創は天正1...
やく‐みず【厄水】
赤潮の一。珪藻(けいそう)の異常増殖により、沿岸海域が緑褐色に濁るもの。晩冬から初春にかけ、三陸沖の親潮で発生。悪臭があり、魚が寄りつかず、漁業の妨げとなる。
やぐら‐ねぎ【櫓葱】
ネギの変種。晩春、茎を数十センチ伸ばして花を球状につけ、この花の幾つかが鱗茎(りんけい)に変わって子ネギとなって伸び、その上に孫ネギができる。地上に倒れると根を出して増える。北陸・東北地方で栽培...
やけ‐の【焼け野】
1 野焼きをしたあとの野。また、野火で焼けた野。焼け野原。《季 春》「川越えて鳥の見てゐる—かな/闌更」 2 「焼け野原1」に同じ。
やけ‐のはら【焼け野原】
1 一面に焼けて荒れはてた地域。「大火で一面—になった」 2 「焼け野1」に同じ。《季 春》
や‐しお【八入】
1 カエデの園芸品種。春の若葉が赤く、夏に緑色になる。 2 布を幾度も染め汁に浸して濃く染めること。また、その染めた布。「紅の—に染めておこせたる衣の裾も通りて濡(ぬ)れぬ」〈万・四一五六〉