あ‐がき【足掻き】
1 苦しまぎれにじたばたすること。「最後の—」「悪—」 2 手足を動かすこと。手足の動き。「しばらくもがいているうちに、ふと—が自由になる」〈二葉亭・平凡〉 3 馬などが前足で地をかくこと。また...
あせ・る【焦る】
[動ラ五(四)] 1 早くしなければならないと思っていらだつ。気をもむ。落ち着きを失う。気がせく。「勝負を—・る」「—・ってしくじる」 2 不意のことで動揺し、あわてる意の俗語。「乗り遅れるかと...
あばれ【暴れ】
1 暴れること。さわぎまわること。 2 歌舞伎などの囃子(はやし)で、太鼓を主とした演奏。荒事の出端(では)や立ち回りなどに使用。
あら・びる【荒びる】
[動バ上一]《動詞「あらぶ」(上二段)の上一段化》 1 気持ちがすさむ。「何の彼のと感情が—・びて来て仕方がないものですから」〈秋声・仮装人物〉 2 暴れる。乱暴する。「陸奥国の—・びる蝦夷(え...
あら・ぶ【荒ぶ】
[動バ上二] 1 暴れる。荒れる。「—・ぶる蝦夷(えみし)どもを言向(ことむ)け」〈記・中〉 2 気持ちが離れる。疎遠になる。「島の宮上の池なる放ち鳥—・びな行きそ君いまさずとも」〈万・一七二〉
あれ‐くる・う【荒れ狂う】
[動ワ五(ハ四)] 1 狂ったようにひどく暴れる。「—・った裸馬にうちまたがる」 2 風や波などが、ひどく荒れさわぐ。「台風が各地で—・う」
おお‐あばれ【大暴れ】
[名](スル)ひどく暴れること。また比喩的に、大胆なふるまいや、人を驚かせるような大活躍。「酒に酔って—する」「新人選手が—を見せる」
しゅ‐らん【酒乱】
酒に酔うと人が変わったようになり、暴れること。また、そのような性癖の人。
たけ・る【猛る】
[動ラ五(四)] 1 荒々しく行動する。激しく荒れる。暴れる。「—・る馬を押さえる」「海が—・る」 2 興奮して、早くそのことをしようとする。荒々しい気持ちになる。「—・る心を抑える」
つけ‐ずまい【付け争ひ】
《「つけすまい」とも》馬が人や荷物などをのせるのを嫌って暴れること。「この馬にはかに—をして、騰(あが)っつ跳(をど)っつ狂ひけるに」〈太平記・二〇〉