きゅうきん‐づけ【給金付け】
歌舞伎俳優などの1年分の給料を書き出すこと。また、それを一枚摺(ず)りに印刷したもの。給金表。
さし‐ぐち【差(し)口/指(し)口】
《「さしくち」とも》 1 材木の横面にほった、枘(ほぞ)を差し込むための穴。枘穴。 2 密告。告げ口。「いかが—やありけん」〈当世武野俗談〉 3 入り口。出入り口。「ここは東海道の—にて」〈浮・...
し‐だい【次第】
[名] 1 物事が行われる際の一定の順序。「式の—を書き出す」 2 今まで経過してきた状態。なりゆき。「事の—を話す」 3 物事の、そうなるに至った理由。わけ。事情。「そんな—で明日は伺えない...
しょう【抄/鈔】
1 長い文章などの一部を書き出すこと。また、そのもの。ぬきがき。「徒然草—」 2 古典などの難解な語句を抜き出して注釈すること。また、その書物。「湖月—」「毛詩—」 3 尺貫法の容積の単位。1抄...
しょ‐ふで【初筆】
1 いちばん初めに書き記すこと。 2 一番であること。第一であること。筆頭。「(赤十字社支部ニ)村の—に入社(はい)ったのさ」〈木下尚江・良人の自白〉 3 歌舞伎の番付や看板に一座の俳優の名を列...
へい‐しゅつ【平出】
文中に天皇や高貴な人の名・称号などを書くとき、敬意を表すためにその文字から行を改め、前の行と同じ高さに書き出すこと。平頭抄出。→闕字(けつじ)