やいた【矢板】
栃木県中北部の市。中世は塩谷氏の城下町。電気機械工業・木工業や農業が行われる。人口3.5万（2010）。
やえ‐なり【八重生り】
１ 1本の草木に実が重なってなること。また、その草木。 ２ リョクトウの別名。
八重(やえ)の遠(おち)
ずっと遠く隔たった所。「思ふ人心へだてぬかひもなし桜の雲の—かた」〈夫木・一九〉
やおちょう【八百長】
新橋遊吉の短編小説。競馬の八百長に手を染める騎手を描く。昭和40年（1965）発表。同年、第54回直木賞受賞。
やか‐つ‐かみ【宅つ神】
《「つ」は「の」の意の格助詞》家を守護するという神。また、かまどの神。「山がつの垣根にいはふ—卯(う)の花咲ける岡に見えるかも」〈木工権頭為忠百首〉
やから‐がね【八柄鉦】
江戸時代の大道芸の一。8個の鉦を首から下げたり、腰の回りにつけたりして、ぐるぐる回りながら丁字形の撞木(しゅもく)で打ち鳴らすもの。東海道の金谷・掛川付近で文化年間（1804〜1818）まで行わ...
や‐かん【野干／射干】
１ 中国で伝説上の悪獣の名。キツネに似て小さく、よく木に登り、夜鳴く声がオオカミに似るという。 ２ キツネの別名。野狐(やこ)。「この后は—となって走りうせけるぞおそろしき」〈平家・二〉 ３ 能...
やき‐え【焼（き）絵】
熱した鏝(こて)などの金属や薬品を用いて、絵や文様を紙・木材・象牙・皮革などに焼きつけること。また、その焼きつけた絵や文様。
やき‐ぎり【焼き桐】
器物・下駄などに趣を出すため、桐材の表面を火で焦がし、模様のように木目を出したもの。
やき‐すぎ【焼（き）杉】
杉材の表面を焦がし、磨いて木目を凸状に表したもの。器物・下駄などに用いる。
