ちんぴのいど【珍妃の井戸】
浅田次郎の歴史小説。雑誌「小説現代」に連載ののち、平成9年(1997)に刊行。清朝末期の中国を舞台に、義和団事件の際に殺された珍妃の死の謎を扱うミステリー。「蒼穹の昴」の続編にあたる。
チーマー
《(和)team+er》茶髪にしたりピアスをしたりしてゲームセンターやコンビニにグループ(チーム)でたむろしている不良少年。 [補説]昭和末期から平成初期にかけて目立ち、通行人に因縁をつけて金銭...
つうじゅん‐きょう【通潤橋】
熊本県中央部にある灌漑(かんがい)用水を送るための水路橋。上益城(かみましき)郡山都(やまと)町(旧矢部町)にある。長さ75.6メートル、高さ20.2メートル、幅6.3メートル、石管の長さ126...
ツェツィリエンホーフ‐きゅうでん【ツェツィリエンホーフ宮殿】
《Schloß Cecilienhof》ドイツ東部、ブランデンブルク州の州都ポツダムにある宮殿。ホーエンツォレルン家の皇太子夫妻のために、1917年に建造された。第二次大戦末期、ポツダム会談が開...
つくし‐りゅう【筑紫流】
箏曲(そうきょく)の流派の一。室町末期に九州久留米の善導寺の僧であった賢順が創始。主として佐賀藩に伝承され、江戸時代以後の俗箏の母体となった。現在は廃絶に近い。筑紫流箏曲。筑紫箏(つくしごと)。
つる‐うし【蔓牛】
中国地方で改良された優良な系統の和牛の呼称。江戸時代末期から近親交配による系統の維持・固定が行われ、資質・発育・繁殖などで優れた特性をもつ系統が蔓(つる)と呼ばれた。
ていさく‐こくろう【定策国老】
《「定策」は臣下が天子を擁立する意》朝廷内の権力を握り天子の廃立を左右した、中国唐朝末期の宦官(かんがん)のこと。
てっき‐じだい【鉄器時代】
考古学上の時代区分の一。石器時代・青銅器時代に続く時期で、鉄器が使われた時代。オリエントでは前15世紀以降、ヨーロッパでは前11世紀以降で、広義には現代も含まれる。日本では弥生時代末期以降。
てっ‐けん【鉄剣】
鉄製の剣。中国では戦国時代末期から、日本では弥生・古墳時代に現れた。
てつぎ‐しょうもん【手継ぎ証文】
平安末期から中世にかけて行われた、土地所有権の相伝を証明する書類。土地の譲与・売却に際し、以前の譲り状や売券を年代順に貼り連ねて新所有者に渡したもの。手継ぎ券文。