どうげん‐たい【動原体】
分裂期の染色体上に形成されるキネトコアのこと。→細胞分裂 [補説]セントロメア(染色体のくびれた部分)を動原体と呼ぶこともある。
どろ‐ぞめ【泥染(め)】
媒染剤に鉄分を含んだ泥を用いる染色法。日本では大島紬(つむぎ)などにみられる。
な・く【泣く/鳴く/啼く】
[動カ五(四)] 1 (泣く) ㋐悲しみ・苦しみ・喜びや痛さなどをおさえることができず、声をあげたり、涙を出したりする。「うれし泣きに—・く」「大声をあげて—・く」「話に感動して—・く」 ㋑身に...
なっ‐せん【捺染】
[名](スル)染料を糊(のり)にまぜ、直接布地に摺(す)り付けて染色すること。特に、型を用いた模様染めをいう。プリント。おしぞめ。なせん。
ナフトール‐せんりょう【ナフトール染料】
水に溶けない性質をもつアゾ染料。ナフトール溶液で下漬けしてから乾燥し、これをジアゾ化合物の水溶液に浸して発色させる。木綿・レーヨンなどの染色に用いる。アゾイック染料。イングレイン染料。顕色染料。
なん‐すい【軟水】
カルシウムやマグネシウムなどの塩類の含有量が少ない水。ふつう硬度10度以下の水をいい、洗濯・染色などに適する。⇔硬水。
にか‐せんしょくたい【二価染色体】
第1回の減数分裂において、相同染色体が2本ずつ平行して並び、接合したもの。
に‐かわ【膠】
獣や魚の皮・骨などを水で煮沸し、その溶液からコラーゲンやゼラチンなどを抽出し、濃縮・冷却し凝固させたもの。接着剤・写真乳剤・染色などに用いる。
に‐ずり【丹摺り】
古代の染色法で、赤土または茜(あかね)などの染料で模様をすりつけること。
に‐ぞめ【煮染(め)】
草・花・樹皮などを煎じた熱い汁で染色すること。また、染めたもの。