しがく【詩学】
《原題、(ギリシャ)Peri poiētikēs》アリストテレスの著作。現存のテキストは26章からなり、大部分は悲劇論が占める。模倣説(ミメーシス)から始まり、第6章で浄化説(カタルシス)を含...
しこうせい‐しんかほう【指向性進化法】
進化における自然選択を模倣して、有用な酵素を合成する手法。まず、酵素をつくる遺伝子をPCR法によって増幅させると同時に、意図的にランダムな変異を起こさせる。これらの遺伝子を大腸菌に組み込み、目的...
ジャポネズリー【(フランス)japonaiserie】
日本趣味。19世紀後半以降の欧米で成立した日本美術への興味、関心。また、浮世絵・書画などの美術品収集や、これを模倣した欧米人の作品。→ジャポニスム
じんこう‐きんにく【人工筋肉】
筋肉の動きを工学的・機械的に模倣したもの。電気や熱など、外部からの刺激によって伸縮・変形する素材を用いたものや、油圧や空気圧によるアクチュエーターなどが知られる。軽量でエネルギー消費量が小さく、...
スキュアモーフィック‐デザイン【skeuomorphic design】
ある材質の質感を、他の材質で模倣したデザイン。特に、コンピューターのユーザーインターフェースにおける、実物のような立体的・写実的な質感を表現したデザインのこと。スキューモーフィックデザイン。スキ...
チューリング‐テスト【Turing test】
コンピューターが知能をもつかどうかを判定するテスト。1950年に英国の数学者A=M=チューリングが考案。人間および人間を模倣するコンピューターに対し、ディスプレーとキーボードを介してさまざまな質...
つづみ‐うた【鼓唄】
長唄・浄瑠璃などで使われる特殊な演奏法。主に鼓を伴奏にしてうたうもの。義太夫節では、三味線が鼓の音色を模倣して奏する。
トーキング‐ドラム【talking drum】
人声言語の音調やリズムを模倣するアフリカの太鼓や割れ目太鼓などの総称。
どく‐そう【独創】
[名](スル)模倣によらないで、独自の発想でつくりだすこと。また、そのもの。「絣(かすり)の意匠を—する」
なんばん‐え【南蛮絵】
桃山時代前後にポルトガル人やスペイン人がもたらした西洋画。また、それを模倣して描いたキリスト教的題材の絵画や、西洋風俗画。蛮絵。