アイヌ
《アイヌ語で人の意》北海道を中心に日本列島北部、樺太(からふと)(サハリン)・千島(クリル)列島などに居住する民族。伝統的に狩猟・漁労・採集を主とする自然と一体の生活様式をもち、吟誦形式の叙事詩...
アニワ【Aniva/Анива】
ロシア連邦、サハリン州(樺太)南部の町。アニワ湾に面する。19世紀末、ロシア人によりリュートガ村として建設。1945年(昭和20)以前の日本領時代には留多加(るうたか)と称した。
アレクサンドロフスク‐サハリンスキー【Aleksandrovsk-Sakhalinskiy/Александровск-Сахалинский】
ロシア連邦、北サハリン(北樺太)西岸、間宮海峡に臨む都市。林業、石炭産業の中心地として栄えた。帝政ロシア時代の流刑地。19世紀末、小説家・劇作家チェーホフが滞在し、のちに「サハリン島」を著したこ...
いとう【伊富魚】
サケ科の淡水魚。全長約1.5メートル。北海道・サハリン(樺太)や沿海州の河川の中・下流域や湖沼に分布。肉食性で、幼魚は水生昆虫を、成魚は他の魚やカエル・ネズミなどを食べる。産卵期は春。食用。
イリインスキー【Il'inskiy/Ильинский】
ロシア連邦、サハリン州(樺太)南部の町。ユジノサハリンスクの北約150キロメートル、間宮海峡に面する。酪農と木工加工業が盛ん。1945年(昭和20)以前の日本領時代には久春内(くしゅんない)とよ...
ウイルタ【Uilta】
サハリン(樺太)の北東部と南部に居住する少数民族。トナカイの飼養や狩猟を生業とする。オロッコ。
ウグレゴルスク【Uglegorsk/Углегорск】
ロシア連邦、サハリン州(樺太)中南部の町。間宮海峡に面する。1945年(昭和20)以前の日本領時代には恵須取(えすとる)とよばれ、製紙業と炭鉱業で栄えた。
えぞ‐ち【蝦夷地】
明治以前の北海道・千島・樺太(からふと)の総称。また、特に北海道のこと。
おおどまり【大泊】
サハリン(樺太)の都市コルサコフの日本統治時代の名称。
オジョルスキー【Ozerskiy/Озерский】
ロシア連邦、サハリン州(樺太)南部の村。コルサコフの東約40キロメートルに位置し、アニワ湾に面する。1945年(昭和20)以前の日本領時代には長浜(ながはま)と称し、昆布の産地として知られた。