ちゅう‐き【注記/註記】
[名](スル) 1 本文の意味を理解させるために注を書き加えること。また、その注。「欄外に—する」 2 物事を記録すること。また、その記録。 3 ⇒ちゅうぎ(注記)
つい‐ろく【追録】
[名](スル)すでに書かれているものに、あとから書き加えること。また、書き加えたもの。「補助注記を—する」
なみ‐かっこ【波括弧】
文章表記中などで用いる{ }の記号。補足説明や注記などを表すのに用いる。ブレース。( )を小括弧、[ ]を大括弧というのに対して、中括弧ともいう。→括弧
パラグラフ【paragraph】
1 文章の節または段落。 2 新聞・雑誌などの短い記事。 3 欧文で、段落の冒頭や注記・解説などに用いる「¶」の記号。段落記号。ピルクロウ。
ほ‐ちゅう【補注/補註】
注釈や説明の不足しているところを補うために加えた注記。
ほんぞうわみょう【本草和名】
平安時代の本草書。2巻。深根輔仁(ふかねすけひと)著。延喜18年(918)ごろ成立。本草約1025種の漢名に、別名・出典・音注・産地をつけ、万葉仮名で和名を注記したもの。
ぼがい‐さいむ【簿外債務】
会計帳簿に計上されていない債務。債務の保証や係争中の訴訟による賠償義務などの偶発債務がその典型的な例。 [補説]企業会計では偶発債務の内容・金額を貸借対照表に注記することが原則として義務づけられ...
らん‐がい【欄外】
書籍・新聞・印刷物などの、印刷部分の外。また、罫(けい)で囲まれた部分の外。「—の余白」「—に注記する」
るいじゅみょうぎしょう【類聚名義抄】
平安末期の漢和辞書。編者未詳。仏・法・僧の3部からなり、120の部首によって漢字を分類し、字音・字義・和訓などを注記し、和訓には声点によってアクセントが示される。名義抄。
れき‐ちゅう【暦注】
暦本に記載される諸種の注記。天象・七曜・干支・朔望・潮汐・二十四節気・雑節・二十八宿・九星・六曜をはじめ、中段の十二直、下段の吉凶の選日など。