じょうど‐すごろく【浄土双六】
絵双六の一。江戸時代に流行したもので、南閻浮洲(なんえんぶしゅう)を振り出しに浄土を上がりとする。賽(さい)には「南・無・分・身・諸・仏」の6字を刻み、悪い目を振ると地獄に落ち、よい目を振ると浄...
じょうどせんねん‐しゅう【浄土専念宗】
浄土宗の異称。
じょうど‐ていえん【浄土庭園】
仏教における極楽浄土を模した庭園。多く、仏堂の前面に蓮池を配置する。平安時代に多く建造され、平等院、浄瑠璃寺、法金剛院、毛越寺などのものが名高い。浄土式庭園。
じょうど‐の‐あるじ【浄土の主】
極楽浄土の主である仏、すなわち阿弥陀仏。
じょうど‐はっそ【浄土八祖】
浄土宗鎮西派で、浄土教の正統を継承したとする八人の高僧。インドの馬鳴(めみょう)・竜樹・世親、中国の菩提流支(ぼだいるし)・曇鸞(どんらん)・道綽(どうしゃく)・善導、日本の源空(法然)。
じょうど‐へんそう【浄土変相】
浄土における仏や荘厳のさまを描いた図絵。浄土変ともいい、阿弥陀浄土変・弥勒(みろく)浄土変・霊山浄土変などがある。浄土曼荼羅(まんだら)。
じょうど‐まんだら【浄土曼荼羅】
浄土変相(へんそう)のこと。
じょうど‐もん【浄土門】
阿弥陀仏の広大な誓いを信じ、念仏して極楽浄土に往生することを説く、他力の教え。浄土宗・浄土真宗・時宗・融通念仏宗など。他力門。→聖道門(しょうどうもん)