うみ‐イグアナ【海イグアナ】
イグアナ科の爬虫(はちゅう)類。海に潜る唯一のトカゲで、全長約1.5メートル。ガラパゴス諸島に分布。海岸に群れをなし、岩礁の海藻類を食べる。うみとかげ。
うみいろのごご【海色の午後】
唯川恵の小説。昭和59年(1984)、第3回コバルトノベル大賞を受賞した処女作。
うみ‐う【海鵜】
ウ科の海鳥。全長84センチくらい。全身緑黒色。水に潜って巧みに魚を捕らえる。東アジア特産で、海岸の岩壁に集団営巣する。訓練して鵜飼いに使う。
うみうさぎ‐がい【海兎貝】
ウミウサギガイ科の巻き貝。サンゴ礁にすむ。貝殻は拳(こぶし)状で、殻高8センチくらい。殻表は純白で光沢が強く、内面は紫赤色。紀伊半島以南に分布。
うみ‐うし【海牛】
腹足綱後鰓(こうさい)亜綱の軟体動物のうち、殻のないものの総称。巻き貝の仲間であるが、殻は退化。体はナメクジ形で、頭部に牛の角に似た触角と、後部にえらをもつ。色の目立つものが多く、浅海の岩上や海...
うみ‐うそ【海獺】
アシカの別名。うみおそ。
うみ‐うちわ【海団扇】
1 花虫綱トゲヤギ科の腔腸(こうちょう)動物。本州南部以南の浅海に分布。群体をなして扇状に広がり、各枝は癒着し、網状になる。 2 アミジグサ科の褐藻。干潮線付近の岩などに生え、高さ約10センチ。...
うみ‐うなぎ【海鰻】
アナゴやウミヘビなど、形状がウナギに似た海水魚のこと。
うみ‐うま【海馬】
タツノオトシゴの別名。
うみ‐えら【海鰓】
ウミエラ科の腔腸(こうちょう)動物。浅海の砂泥底に直立し、全長約20センチ。左右に葉状体がえら状に並ぶ。黄白または淡桃色。