あいのさばく【愛の砂漠】
《原題、(フランス)Le désert de l'amour》モーリアックの小説。1925年刊。地方都市ボルドーを舞台に、同じ女性に惹かれた父と息子の不毛な愛を描く。
アタカマ‐さばく【アタカマ砂漠】
《Atacama》チリ北部の南北に長大な砂漠。銅・銀・チリ硝石を産出。
カウ‐さばく【カウ砂漠】
《Kau Desert》米国ハワイ州、ハワイ島南部にある砂礫(されき)地。キラウエア火山の南西斜面に広がり、ハワイ火山国立公園に含まれる。厳密には砂漠ではないが、火山由来の二酸化硫黄を含む雨が降...
カビール‐さばく【カビール砂漠】
《Kavir》イラン中北部に広がる砂漠。塩分を濃く含み、地表に塩の結晶が見られる。
カラクム‐さばく【カラクム砂漠】
《Karakumïは、黒い砂の意》トルクメニスタンの大部分を占める砂漠。豊富な地下水とアムダリアからの運河による灌漑により、放牧や綿花栽培が行われる。
カラハリ‐さばく【カラハリ砂漠】
《Kalahari》南アフリカからボツワナ・ナミビアにかけて広がる砂漠。
がんせき‐さばく【岩石砂漠】
岩石や砂礫などが露出した平原状の砂漠。世界の砂漠の大部分を占める。→砂砂漠
くうくう‐ばくばく【空空漠漠】
[ト・タル][文][形動タリ]《「空漠」のそれぞれの字を重ねて意味を強めた語》限りなく広いさま。また、とりとめのないさま。「大抵は、—とした思考に耽っていたのだが」〈里見弴・今年竹〉
くう‐ばく【空漠】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 果てしなく広いさま。茫漠(ぼうばく)。「—とした大洋」 2 漠然としてとらえどころがないさま。「—とした不安」 [名・形動] 1 1に同じ。「此—の荒野...
くろ‐さばく【黒砂漠】
《Black Desert》エジプト中西部、リビア砂漠内の一画の通称。バハレイヤオアシスの北約50キロメートルに位置する。火山起源と思われる黒い玄武岩質の礫(れき)に覆われた山や丘が点在している。