お‐じょく【汚濁】
「おだく(汚濁)」に同じ。
お‐だく【汚濁】
[名](スル)汚れ濁ること。おじょく。「—した湖水」
ぎょう‐どう【凝当/凝濁】
杯の底に残った酒。また、その酒で、杯の口を当てた部分を洗い流すこと。また、杯の飲み残しを捨てるための容器。魚道(ぎょどう)。「—と申し侍るは、底に凝(こ)りたるを捨つるにや候ふらん」〈徒然・一五八〉
けん‐じょく【見濁】
仏語。五濁(ごじょく)の一。よこしまな思想や見解がはびこること。
こう‐じょく【劫濁】
仏語。五濁(ごじょく)の一。時世の堕落。飢饉(ききん)・疫病・争乱などの社会悪が起こることをいう。
こう‐だく【黄濁】
[名](スル)黄色くにごること。
こん‐だく【混濁/溷濁】
[名](スル) 1 いろいろなものがまじって濁ること。「川の水が—する」 2 世の中が乱れること。「—の世相をうつす」 3 意識がぼんやりしてくること。「意識が—している」
ご‐じょく【五濁】
仏語。この世が悪くなるときの五つの汚濁の相。天災・疫病・戦争などが起こる劫(こう)濁、誤った考え方がはびこる見濁、衆生(しゅじょう)の寿命が短くなる命(みょう)濁、煩悩によって悪が蔓延する煩悩濁...
しん‐だく【新濁】
「あさがお(朝顔)」「ほんばこ(本箱)」など、連濁によって生じた濁音をいう。本来の濁音である本濁(ほんだく)に対する語。
じょく【濁】
⇒だく