あん‐ぴ【安否】
無事かどうかということ。安全か否(いな)か。「遭難者の—を気遣う」「—を問う」
いちろ‐へいあん【一路平安】
《中国語で「道中ご無事で」の意》旅立つ人の道中の無事を祈る言葉。
いの・る【祈る/祷る】
[動ラ五(四)]《動詞「の(宣)る」に接頭語「い(斎)」が付いてできた語》 1 神や仏に請い願う。神仏に祈願する。「家内安全を—・る」「—・るようなまなざし」 2 心から望む。願う。「成功を—・...
うえつけ‐はんさく【植(え)付け半作】
田植えが無事に済めば、収穫の半分は保証されたも同然であるということ。
牛(うし)にも馬(うま)にも踏(ふ)まれず
子供が無事に育つことのたとえ。牛馬にも踏まれず。
う‐ほ【禹歩】
1 天皇または貴人が外出のとき、道中の無事を祈って陰陽家(おんようけ)がまじないを唱えながら舞踏する作法。反閇(へんばい)。 2 歩き方が大股であること。 3 足の不自由な人。 [補説]中国で夏...
うま‐の‐はなむけ【餞】
《昔、旅に出る人の道中の無事を祈って、乗る馬の鼻をその行く先へ向けてやったところから》旅立つ人の安全を祈り、前途を祝して、酒食をもてなしたり、品物を贈ったりすること。また、その品物。餞別(せんべ...
うりこひめ【瓜子姫】
昔話の一。また、その女主人公。老婆が川で拾った瓜から生まれた瓜子姫は、美しく成長する。姫は殿様への嫁入り支度として毎日機(はた)を織るが、天邪鬼(あまのじゃく)が現れて妨害する。姫は雀(すずめ)...
枝(えだ)を鳴(な)らさ◦ず
《「論衡」是応から》天下が太平であることのたとえ。世の中が無事であるさま。
おち‐の・びる【落(ち)延びる】
[動バ上一][文]おちの・ぶ[バ上二]遠くまで逃げてゆく。逃げおおせる。「追っ手から無事—・びる」