あみ‐やき【網焼(き)】
魚・肉・野菜などを金網にのせて焼くこと。また、その料理。
ありた‐やき【有田焼】
佐賀県有田地方産の磁器。元和2年(1616)朝鮮からの渡来人李参平の創始。伊万里港から出荷したので、伊万里焼ともいう。
あわじ‐やき【淡路焼】
淡路島に産する陶器。黄釉(おうゆう)による鮮やかな色を特色とする。天保5年(1834)に賀集珉平(かしゅうみんぺい)が創始。珉平焼。
あわせ‐やき【合(わ)せ焼(き)】
サヨリ・キスなど白身の魚を三枚に下ろすか開くかして骨を抜き、身に卵白などを塗って重ね合わせ、くしに刺して塩焼きにしたもの。
あわた‐やき【粟田焼】
京都市粟田口一帯で産する陶器。表面に細かいひびがあり、彩画を施す。
あわ‐やき【粟焼(き)】
1 粟を蒸してついた餅(もち)で餡(あん)を包み、小判形に焼いた菓子。 2 粟おこし。
アンナン‐やき【安南焼】
安南地方で作られた古陶磁器。赤絵・染め付け・白磁などがある。
いが‐やき【伊賀焼】
三重県伊賀市丸柱付近で産出する陶器。古く中世から作られ、桃山時代から江戸時代にかけて花入れや水指(みずさし)など茶器類が多く作られた。
いし‐やき【石焼(き)】
1 石質に焼成された焼き物。硬く焼かれ、素地(きじ)に吸水性のない磁器・炻器(せっき)をいう。土焼きに対する語。 2 魚・芋・栗などを焼け石で焼く料理法。また、焼いたもの。「ヤマメの—」
いずし‐やき【出石焼】
兵庫県豊岡市出石地区で生産される陶磁器。江戸中期に始まり、有田(ありた)風の白磁・染め付けなどが多い。