ず‐なし【図無し】
[名・形動]途方もないこと。際限のないこと。また、そのような物・人や、そのさま。「父は足袋も—をはいたほどの骨格で」〈藤村・春〉 「いったん泣きだしたとなれば…—にぐすりぐすり泣いている癖で」〈...
ズンデルト【Zundert】
オランダ南部、ノルトブラバント州の町。ブレダの南西約15キロメートル、ベルギーとの国境近くに位置する。画家ゴッホの生地であり、父が牧師を務めた教会とゴッホの家博物館がある。
せいアンナ‐きょうかい【聖アンナ教会】
《Svētā Annas baznīca》ラトビア西部の都市リエパーヤにあるルーテル派の教会。16世紀以前の創設で、リエパーヤ最古の教会とされる。内部には高さ10メートルの緻密な木彫が施された...
せいおうぼ【西王母】
中国の古代神話上の女神。西方の崑崙(こんろん)山に住み、山海経(せんがいきょう)では半人半獣、のちに美化されて描かれるようになった。不老長寿をもって知られ、周の穆王(ぼくおう)が西征途上に会い...
せい‐かぞく【聖家族】
キリスト教で、幼児イエス=キリストと母マリアおよび父ヨセフの三人の家族。家族の原形とされ、しばしば絵画や彫刻の題材として扱われる。神聖家族。 [補説]書名別項。→聖家族
せいかどう‐ぶんこ【静嘉堂文庫】
東京都世田谷区にある図書館。岩崎弥之助・小弥太父子2代の収集による蔵書からなる。中国、清末の蔵書家、陸心源の旧蔵書の漢籍を中心に、和書にも珍籍が多い。
せいしょうじょ【聖少女】
三好徹の短編小説。昭和42年(1967)発表。同年、第58回直木賞受賞。昭和43年(1968)テレビドラマ化。 倉橋由美子の小説。昭和40年(1965)刊。父と娘の禁断の愛を描いたヌーボーロ...
せいしょく‐しゃ【聖職者】
宗教上の聖職に就いている者。僧侶・神職・神父・牧師など。
聖人(せいじん)は物(もの)に凝滞(ぎょうたい)せず
《「楚辞」漁父から》聖人は時勢を知って自然に身を処し、物にこだわらない。
せい‐ねん【成年】
人が完全な行為能力を有し、父母の親権に服さなくなるとみなされる年齢。日本の現行制度では、満18歳。成人年齢。 [補説]明治29年(1896)の民法制定以来、成年は満20歳だったが、令和4年(20...