し‐れい【砥礪】
[名](スル) 1 砥石(といし)。 2 研ぎ磨くこと。努め励むこと。ていれい。「人の志向は、自ら知るの良心に原(もとづ)き、品行を—し」〈中村訳・西国立志編〉
てい‐れい【砥礪】
⇒しれい(砥礪)
と【砥】
砥石(といし)。
と‐いし【砥石】
刃物や石材などを研いだり磨いたりする石。粒子の大小や硬さによって、荒砥(あらと)・中砥(なかと)・仕上げ砥などの区別がある。砥。
とが‐じんじゃ【砥鹿神社】
愛知県豊川市にある神社。祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)。奥宮は本宮山の山頂にある。三河国一の宮。
と‐くさ【木賊/砥草】
トクサ科の常緑、多年生のシダ。山間の川辺などに生え、高さ0.6〜1メートル。地下茎は横にはう。地上茎は直立し、枝分かれせず、節部に黒い鞘(さや)状の葉をもつ。夏、茎の頂に短い楕円状の胞子嚢(ほう...
と‐くそ【砥糞】
刃物をといだとき、砥石(といし)から出る泥のようなもの。
と‐の‐こ【砥の粉】
砥石(といし)を切り出すときに出る粉末。また、黄土を焼いて作った粉。刀剣の研磨、木材の着色、塗料の下地に用いる。
とのこ‐いろ【砥の粉色】
砥の粉の色。薄い黄土色。
砥(と)の如(ごと)◦し
砥石の表面のように平らである。「坦坦たる—◦き県道となって」〈蘆花・思出の記〉