はいいろのほくへき【灰色の北壁】
真保裕一による短編小説。同作を表題作とする山岳ミステリー小説集は、ほかに「雪の慰霊碑」「黒部の羆(ひぐま)」の2作を収録して平成17年(2005)に刊行。翌年、第25回新田次郎文学賞受賞。
ハイド‐パーク【Hyde Park】
ロンドンの中央部にある公園。もとウエストミンスター寺院の所領、王室の狩猟園であった。戸外演説場がある。 オーストラリア、ニューサウスウェールズ州の州都シドニーの中心部にある公園。1810年に...
ハウプト‐ひろば【ハウプト広場】
《Hauptplatz》オーストリア北部、オーバーエスターライヒ州の都市リンツの中心部にある広場。広場の中心には、18世紀にリンツが見舞われた三つの災難(ペスト、大火、トルコ軍の侵攻)の終息を記...
ハタダーゲ【Hatadage】
スリランカ中部の古都ポロンナルワにある仏教寺院跡。クワドラングルとよばれる城壁に囲まれた遺跡群の一。12世紀、シンハラ王朝のニッサンカ=マーラ王により、釈迦の歯を祭る仏歯寺として建立。サンスクリ...
はっけん‐ざん【八剣山】
奈良県南部、吉野郡天川(てんかわ)村と上北山(かみきたやま)村の境にある山。標高1915メートル。頂上東の急斜面は原生林におおわれオオヤマレンゲの自生地で、東山腹のトウヒとシラビソの樹林帯ととも...
ハムラビほうてん【ハムラビ法典】
ハムラビが制定、発布した法典。シュメール以来の諸法を集大成したもの。1901年、楔形(くさびがた)文字のアッカド語で刻まれた石碑が、イランのスーサで発見された。
はんしちとりものちょう【半七捕物帳】
岡本綺堂による小説。また、そのシリーズ名。明治時代の東京に住む老人半七が、自身が岡っ引きとして関わった幕末期の事件について新聞記者に語るという体裁の、時代物連作娯楽小説。全68編。第1作「お文の...
ハンメルフェスト【Hammerfest】
ノルウェー北部の港湾都市。クバレイ島西岸にある不凍港で、北極海漁業の基地。第二次大戦中ドイツ軍に占領され、大きな被害を受けた。ドイツ出身のロシアの天文学者フリードリヒ=フォン=シュトルーベらによ...
バエーサ【Baeza】
スペイン南部、アンダルシア地方にある都市。8世紀にイスラム教の支配下に入ったが、13世紀のレコンキスタで再びキリスト教の支配となった。16世紀には、建築家アンドレス=デ=バンデルビラによってイタ...
バシュカ【Baška】
クロアチア西部、アドリア海に浮かぶクルク島の町。同島南東岸に位置する。アドリア海きっての美しい海岸があり、観光客が多く訪れる。近郊の聖ルチア教会では、1100年頃につくられたと考えられる、スラブ...