しゅ‐てん【主典】
1 ⇒さかん(主典) 2 官幣社・国幣社で、禰宜(ねぎ)の下にあって、祭儀や庶務を執行した判任官待遇の神職。
しょくぶつ‐すうはい【植物崇拝】
特定の樹木・森・草などに霊が宿っていると信じ、これを信仰・崇拝すること。また、その祭儀。
しん‐い【神位】
1 ⇒神階(しんかい) 2 祭儀で、神霊を安置する所。
しんじょう‐さい【新嘗祭】
天皇が新穀を天神地祇(ちぎ)に供え、みずからもそれを食する祭儀。古くは陰暦11月の中の卯(う)の日、明治6年(1873)以降は11月23日と定めて祭日としたが、昭和23年(1948)からは「勤労...
タチャラ【Tachara】
アケメネス朝ペルシアの都市遺跡ペルセポリスにある宮殿跡。「冬の宮殿」を意味し、ダレイオス1世の私的な宮殿として建造。謁見や祭儀の場として利用されたアパダーナの南側に位置する。牡牛にかみつくライオ...
たましずめ‐の‐まつり【鎮魂の祭(り)】
肉体から遊離しようとする魂や、遊離した魂を肉体に落ち着かせるための儀式。
宮中で、陰暦11月の中の寅(とら)の日(新嘗祭(しんじょうさい)の前日)に行われた祭儀。天皇・皇后・皇太子などの魂を...
ディオニュソス【Dionysos】
《「ディオニソス」とも》ギリシャ神話で、酒の神。もと、北方のトラキア地方から入ってきた神で、その祭儀は激しい陶酔状態を伴い、ギリシャ演劇の発生にかかわるともいわれる。ゼウスとカドモスの娘セメレと...
とっこ‐いし【独鈷石】
東日本の縄文晩期の磨製石器。両端がとがり、中央に2か所、節があり、仏具の独鈷(とっこ)に似ているところからの名称。呪術・祭儀などに用いたとみられる。
とゆけぐうぎしきちょう【止由気宮儀式帳】
豊受大神宮(とようけだいじんぐう)に関する祭儀・由来や職員の分掌などについて記した書。延暦23年(804)禰宜(ねぎ)五月麻呂らが神祇官に提出したもの。→皇太神宮(こうたいじんぐう)儀式帳
ぶっきょう‐おんがく【仏教音楽】
仏教の祭儀などに用いる音楽。声明(しょうみょう)・和讃(わさん)・講式・御詠歌など。