もく‐ぎょ【木魚】
1 読経のときにたたいて鳴らす木製の仏具。丸くて中空で、表に魚鱗(ぎょりん)を彫刻してある。布などで先端を包んだ棒で打つ。 2 禅寺で庫裏(くり)につるし、食事時に打ち鳴らした魚形の木の板。
もく‐れん【木蓮/木蘭】
モクレン科の落葉低木または亜高木。よく分枝し、葉は広倒卵形。3、4月ごろ、葉に先だって紫色の6弁花を上向きに開く。実は集合果で、熟すと裂けて赤い種子をつり下げる。中国の原産。古くから庭木とされる...
もこ‐もこ
[副](スル) 1 衣類などが厚くふくらんださま。「—(と)したどてらを着込む」「インナーのせいで肩のあたりが—する」 2 柔らかなものが、次から次に生じるさま。「西の空に雲が—(と)わき出す...
もだ‐もだ
[副](スル)あれこれと思い悩むさま。「空腹を癒しかねて—していると」〈紅葉・多情多恨〉
もっぱら‐ぶつ【専ら物】
再生利用を目的として回収される一般廃棄物または産業廃棄物。古紙・くず鉄・空き瓶類・古繊維の4品目のこと。名称は、廃棄物処理法に「もっぱら再生利用の目的となる」と記載されていることから。
もとやま‐じ【本山寺】
香川県三豊(みとよ)市にある高野山真言宗の寺。山号は七宝山。四国八十八箇所第70番札所。大同2年(807)空海の創建と伝える。本堂は国宝。
もどりがわしんじゅう【戻り川心中】
連城三紀彦の短編小説、および同作を表題作とする小説集。昭和55年(1980)「小説現代」誌4月号に掲載。大正時代の架空の天才歌人による心中事件の裏側と、創作の秘密を描く。第34回日本推理作家協会...
モニタリング‐ステーション【monitoring station】
空間放射線を測定するための施設。原子力発電所などの原子力施設の周辺に設置され、放射線の影響が施設外に出ていないか監視する。モニタリングポストよりも多くの測定器を備え、大気中を浮遊する物質や気象な...
モネダ‐きゅうでん【モネダ宮殿】
《Palacio de La Moneda》チリの首都サンティアゴにある新古典主義様式の白い建物。19世紀初頭、スペイン植民地の造幣局として建造。19世紀半ば以降、大統領官邸となった。1973年...
もの【物】
[名] 1 空間のある部分を占め、人間の感覚でとらえることのできる形をもつ対象。 ㋐物体。物品。「ごつごつした—に手が触れる」「山の上に光る—がある」 ㋑商品。また、その質。品質。「同じような...