け‐し【芥子/罌粟】
1 ケシ科の越年草。高さ約1.5メートル。葉は白みを帯び、縁にぎざぎざがあり、基部は茎を包む。初夏、下を向いていたつぼみが上向き、大形の紅・紫・白色や絞りの4弁花を開く。種子は小さくて黒色、料理...
しそう【宍粟】
兵庫県中西部にある市。揖保(いぼ)川の上流域を占める。市域のほとんどを山林が覆い、林業が盛ん。平成17年(2005)4月に山崎町、一宮町、波賀(はが)町、千種町が合併して成立。人口4.1万(20...
しろいけし【白い罌粟】
立原正秋の短編小説。昭和40年(1965)発表。昭和41年(1966)、第55回直木賞受賞。昭和42年(1967)、「情炎」の題名で映画化。
そうかい‐の‐いちぞく【滄海の一粟】
《蘇軾「前赤壁賦」から》大海原に浮かぶ一粒の粟(あわ)。人間の存在は、広大な宇宙からみれば非常に小さいものであるというたとえ。
ぞく【粟】
1 あわ。 2 穀類。また、扶持米。「—を食(は)む」「金を軽くし—を重くす」〈方丈記〉 3 容積の単位。勺(しゃく)の1万分の1。
ぞく【粟】
[人名用漢字] [音]ゾク(慣) [訓]あわ 穀物の名。あわ。「粟散・粟粒」
大海(たいかい)の一粟(いちぞく)
広大な所にきわめて小さい物があることのたとえ。人間存在のはかなさなどにいう。滄海(そうかい)の一粟。大海の一滴。
ながみ‐ひなげし【長実雛芥子】
ケシ科の一年草。高さ約20〜60センチ。葉は羽状に深く裂けており、春にオレンジ色の四弁花が咲く。日本では帰化植物で、昭和30年代後半から確認されている。
濡(ぬ)れ手(て)で粟(あわ)
濡れた手で粟をつかめば粟粒がたくさんついてくるように、ほねをおらずに多くの利益を得ること。やすやすと金もうけをすること。 [補説]「濡れ手で泡」と書き、いくら努力しても実りがないことの意とするの...
の‐げし【野芥子/野罌粟/苦菜】
キク科の越年草。道端や荒地に生え、高さ約1メートル。茎は中空。葉はアザミのように裂けているが、とげはなく、基部は茎を抱く。茎や葉を切ると乳液が出る。春から夏、黄色い頭状花を開く。若葉は食用。けし...