あかとき‐づくよ【暁月夜】
「あかつきづくよ」に同じ。「しぐれ降る—紐解かず恋ふらむ君と居らましものを」〈万・二三〇六〉
アグレット【aglet】
紐などの先についている金属製・プラスチック製の具。紐がほつれるのを防ぐ。
あど
[副]《上代東国方言といわれる》 1 疑問を表す。どのように。いかに。「高麗錦(こまにしき)紐解き放(さ)けて寝(ぬ)るが上(へ)に—せろとかもあやにかなしき」〈万・三四六五〉 2 (あとに係助...
あわ‐に【淡に】
[副]はかなく。薄く。もろく。「うは氷—結べる紐なればかざす日かげに緩ぶばかりを」〈枕・九〇〉
いれ‐ひも【入れ紐】
袍(ほう)・狩衣(かりぎぬ)などの頸上(くびかみ)についている紐。先を結び玉にした雄紐を、輪形の雌紐に差し入れて留める。
いろいろ・し【色色し】
[形シク] 1 華やかなさま。きらびやかなさま。「別して—・しくも出で立たず、白き大口に、白き直垂(ひたたれ)に紫革の紐(ひも)付けて」〈義経記・六〉 2 色好みであるさま。「—・しき者にて、…...
いん‐じゅ【印綬】
古代中国で、官吏がその身分や地位を示すしるしとして天子から賜った、印およびそれを下げるための組み紐(ひも)。
イージー‐ホルダー
《(和)easy+holder》小売店で、大型の商品を運びやすくするために付ける簡便な持ち手。ビニール紐などで固定する。
うしろ‐ひも【後ろ紐】
《「うしろひぼ」とも》 1 袴(はかま)の後部につけた紐。 2 着物の後ろに縫いつけ、前に回して結ぶようにした紐。 3 2をつけた衣服を着ている幼いとき。小児期。「姉は父御(ててご)の孫(そん)...
うたがた‐も
[副]《平安時代以後「うたかたも」とも》 1 必ず。きっと。「離れ磯(そ)に立てるむろの木—久しき時を過ぎにけるかも」〈万・三六〇〇〉 2 (打消しや反語の表現を伴って)決して。「天離(あまざか...