おも‐にく・し【面憎し】
[形ク]顔を見るのも憎らしい。つらにくい。「などか必ずしも—・く引き入りたらむが賢からむ」〈紫式部日記〉
おもの‐やどり【御物宿り】
宮中で催される儀式や宴会用の食膳を納めておく場所。紫宸殿(ししんでん)の西廂(にしびさし)にあった。
オランダ‐あやめ【オランダ菖蒲】
1 グラジオラスの別名。 2 アヤメの園芸品種の一。地中海地方原産の数種を交雑しオランダで作られた。5、6月ころ、白・黄・青紫色などの花を開く。ダッチアイリス。
オリオン‐せいうん【オリオン星雲】
オリオン座の三つ星のやや南に位置する散光星雲。別名、NGC1976またはM42。距離約1500光年で銀河系内にある。明るく大きな天体で、肉眼でも見ることができる。内部に重星であるトラペジウムを含...
おり‐から【折柄】
1 ちょうどその時。折しも。副詞的にも用いる。「—の豪雨をついて出発」「—聞こえる祭り囃子(ばやし)」 2 (接続助詞的に用いる)…の時なので。…の時節だから。「天候不順の—」 3 その物事にふ...
おり‐こうばい【織(り)紅梅】
1 縦横両方に太さの異なる2種以上の糸を用いた織物。紅梅織り。 2 縦糸に紫、横糸に紅色を用いた織物。
おりびつ‐もの【折り櫃物】
折り櫃に入れたもの。「—、籠物(こもの)どもなど、殿の御かたより」〈紫式部日記〉
オリーブ【(フランス)olive】
1 モクセイ科の常緑高木。高さ7〜18メートル。葉は細長く、表面が暗緑色、裏面が銀色で、対生する。5〜7月ごろ、黄白色の香りのよい花を総状につける。黄緑色の実は熟すると黒紫色になり、油がとれる。...
オルフィウム【(ラテン)Orphium】
リンドウ科の常緑低木。南アフリカ原産。花は淡紫色で、花冠は5裂する。
オレガノ【oregano】
シソ科の多年草。高さ約50センチ。夏から秋にかけ淡紅紫色の小花をつける。葉に芳香と辛みがあり、薬味、香辛料とする。ヨーロッパ南部からアジアの原産。花薄荷(はなはっか)。