りんさん‐すいそにナトリウム【燐酸水素二ナトリウム】
ナトリウムの燐酸塩の一。水に可溶、エタノールに不溶。白色の結晶性粉末。無水物と2、7、8、12の水和物がある。無水物は吸湿性をもち、水溶液は弱アルカリ性を示す。pH調整剤、増粘安定剤、固化防止剤...
りんさん‐ナトリウム【燐酸ナトリウム】
燐酸の三ナトリウム塩。無色または白色の結晶。三方晶系。燐酸に多量の水酸化ナトリウムを加え、蒸発乾固すると無水和物が得られる。通常、室温で12水和物となる。水によく溶け、強アルカリ性を示す。洗剤、...
りんさんにすいそ‐カリウム【燐酸二水素カリウム】
カリウムの燐酸塩の一。水に可溶、エタノールに不溶。吸湿性のある白色の結晶性粉末。正方晶系。水溶液は弱酸性を示す。肥料、pH調整剤などの食品添加物のほか、燐酸水素二ナトリウムとの混合水溶液が緩衝溶...
りんさんにすいそ‐ナトリウム【燐酸二水素ナトリウム】
ナトリウムの燐酸塩の一。水に可溶、エタノールに不溶。白色の結晶性粉末。無水物と1、2の水和物がある。無水物は吸湿性をもち、水溶液は酸性を示す。乳化剤、増粘安定剤、清缶剤、細菌培養基などに用いられ...
ルビー‐レーザー【ruby laser】
ルビーを使用する固体レーザー。1960年、米国のT=H=メイマンがルビー結晶を用いて世界初のレーザー発振に成功した。主として波長694.3ナノメートルの光が発生する。
れいかん‐かこう【冷間加工】
金属を常温で圧延などの加工をする方法。再結晶温度以下で行い、硬化するので硬度・引っ張り強さなどが増す。仕上げの段階で用いられる。常温加工。⇔熱間加工。
れいき‐し【励起子】
半導体や絶縁体において、外部からの光などによって励起された電子と正孔がクーロン力で結びついた対。特にその対を、結晶中を伝播する一つの中性の粒子とみなしたものをさす。エキシトン。
レゾルシン【(ドイツ)Resorcin】
フェノール類の一。無色の結晶。光や空気に触れると淡紅色になり、塩化鉄により紫色に着色する。水・エーテルに溶け、強い還元作用をもつ。防腐剤・染料の原料。レソルシノール。
れっ‐かい【裂開】
[名](スル) 1 さけてひらくこと。また、さいてひらくこと。 2 鉱物が外力を受けたときに、劈開(へきかい)面以外で、ある結晶面に平行に割れること。
レブコ【REBCO】
希土類元素を含む銅酸化物超伝導体の略称。金属系超伝導体に比べて柔軟性や強度が劣るが、結晶軸を揃える製法の開発により、線材として実用化された。組成式REBa2CuOy(REは希土類元素)