ちゃく‐し【嫡子】
1 家督を継ぐ者。普通は長男。また、一般的にその家を継ぐ人。てきし。 2 正妻の生んだ子。嫡出子(ちゃくしゅつし)。⇔庶子。
ちゃく‐そう【嫡宗】
1 一族の中で、代々正統を受け継ぐ家柄。総本家。宗家。てきそう。 2 由緒正しい血筋。正統。正系。
ちゃく‐そん【嫡孫】
嫡子とその正妻の間に生まれた男子。家督を継ぐ孫。てきそん。
ちゅうけい‐じょ【中継所】
1 駅伝などの長距離リレー競走で、各区間のつなぎの場所。前区間の走者から次の走者に引き継ぐ所。中継点。中継地点。 2 中継放送の取材現場。テレビカメラやマイクロホンなど中継機器を配置して、局へ送...
塵(ちり)に継(つ)・ぐ
先人のあとを継ぐ。「—・げとやちりの身につもれることを問はるらむ」〈古今・雑体〉
血(ち)を引(ひ)・く
血筋を引き継ぐ。「画家の—・く」
つが◦う【継がふ】
[連語]《動詞「つ(継)ぐ」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」》長く継ぐ。いつまでも継続する。「よろづ代に語り—◦へと始めてしこの九月の過ぎまくを」〈万・三三二九〉
つぎ‐たて【継(ぎ)立て】
宿駅で人馬を替えて、貨客を送り継ぐこと。宿継(しゅくつ)ぎ。
つぎ‐て【継(ぎ)手/接(ぎ)手】
1 (継ぎ手)家督や家業などを継ぐ人。あととり。 2 二個の機械部品をつなぎ合わせる部品。ジョイント。 3 木造建築の柱・梁(はり)、船の敷(しき)・水押(みおし)・戸立(とたて)などの部材と部...
つ・ぐ【次ぐ/亜ぐ】
[動ガ五(四)]《「継ぐ」と同語源》 1 すぐそのあとに続く。引き続いて起こる。「不幸に—・ぐ不幸に見舞われる」「梅に—・いで桜が咲きはじめた」 2 すぐその下に位する。「東京に—・ぐ大都会」「...