あい‐つ・ぐ【相次ぐ/相継ぐ】
[動ガ五(四)] 1 物事があとからあとから続いて起こる。「—・ぐ惨事」 2 受け継ぐ。伝えていく。また、相続する。「はかばかしう—・ぐ人もなくて」〈源・松風〉
あと【跡/痕/迹/址】
《「足(あ)所(と)」の意》 1 何かが通っていったしるし。「靴の—」「船の通った—」「頰(ほお)を伝う涙の—」「犯人の—を追う」 2 (傷には多く「痕」と書く)以前に何かが行われたしるし。痕跡...
あと‐つぎ【跡継(ぎ)/後継(ぎ)】
1 家督を引き継ぐこと。また、その人。跡取り。世継ぎ。後嗣(こうし)。 2 師の学問や芸などを引き継ぐこと。また、その人。後継者。 3 前任者に続いて、その地位に就くこと。また、その人。後任。
あと‐とり【跡取り】
家督を継ぐこと。また、その人。跡継ぎ。世継ぎ。
あと‐め【跡目】
1 家長としての身分。家督。「—を継ぐ」 2 家督を継ぐこと。また、その人。跡取り。跡継ぎ。「—を立てる」 3 先代の地位を継ぐこと。また、その地位。その地位を継ぐ人。後継者。「派閥の—を争う」
跡継ぎ
1〔家名を継ぐ者〕an inheritor, an heir;〔女〕an heiress2〔芸道,学問などの後継者〕a successor; an heir一番弟子の彼がその派の跡継ぎになったA...
跡目
⇒あと(跡)父の跡目を継ぐsucceed one's father組長の死後,誰が跡目を継ぐかでもめたAfter the head of the gang died, there was tro...
遺業
work left undone at the time of a person's death父の遺業を継ぐcarry on the work of one's dead father
受け継ぐ
take over父の事業[財産]を受け継ぐinherit [succeed to] one's father's business [property]彼は父親の才能を受け継いでいるHe ha...
受ける
1〔受け取る,得る〕receive; get彼は大学から奨学金を受けているHe receives [gets] a scholarship from the university.超勤手当の支払...
うけつぐ【受け継ぐ】
[共通する意味] ★前のものを受け取り、後に続ける。[英] to succeed (to)[使い方]〔継ぐ〕(ガ五)▽家を継ぐ▽家業を継ぐ〔受け継ぐ〕(ガ五)▽前任者の仕事を受け継いで完成させる...
つぐ【継ぐ】
[共通する意味] ★前のものを受け取り、後に続ける。[英] to succeed (to)[使い方]〔継ぐ〕(ガ五)▽家を継ぐ▽家業を継ぐ〔受け継ぐ〕(ガ五)▽前任者の仕事を受け継いで完成させる...
おそう【襲う】
[共通する意味] ★前のものを受け取り、後に続ける。[英] to succeed (to)[使い方]〔継ぐ〕(ガ五)▽家を継ぐ▽家業を継ぐ〔受け継ぐ〕(ガ五)▽前任者の仕事を受け継いで完成させる...
ひきつぐ【引き継ぐ】
[共通する意味] ★前のものを受け取り、後に続ける。[英] to succeed (to)[使い方]〔継ぐ〕(ガ五)▽家を継ぐ▽家業を継ぐ〔受け継ぐ〕(ガ五)▽前任者の仕事を受け継いで完成させる...
うける【受ける】
[共通する意味] ★前のものを受け取り、後に続ける。[英] to succeed (to)[使い方]〔継ぐ〕(ガ五)▽家を継ぐ▽家業を継ぐ〔受け継ぐ〕(ガ五)▽前任者の仕事を受け継いで完成させる...
いかんせいじ【衣冠盛事】
名門の家に生まれて功績をあげ、その家の盛んな名声を引き継ぐこと。また、その者。▽「衣冠」は衣服とかんむりの意から、立派な家柄・名門をいう。「盛事」は立派な事業、また、盛大な事柄の意。
いはつそうでん【衣鉢相伝】
教法や奥義を伝え継承すること。弟子が師の教えを受け継ぎ伝えること。今では広く先人の事業や業績を継ぐことにもいう。▽もと仏教語。「衣鉢」は三衣さんねと一鉢で、「衣」は袈裟けさ、「鉢」は托鉢たくはつのとき施し物を受ける鉢のこと。師から教えを受けるとき、この法具を用いることから、転じて奥義、師から伝えられた教えの意。「相伝」は受け伝えること。「衣鉢」は「いはち」「えはつ」とも読む。
とうじょうしゅうこ【蹈常襲故】
従来のしきたりや方法を受け継いで、そのとおりに物事を執り行うこと。▽「蹈」は踏む。踏み行う。「襲」は受け継ぐ意。「常つねを蹈ふんで故こを襲おそう」と訓読する。略して「蹈襲」という。現代表記では「踏襲」。
いよはら‐しん【伊与原新】
[1972〜 ]小説家。大阪の生まれ。平成22年(2010)「お台場アイランドベイビー」で横溝正史ミステリ大賞を受賞して小説家デビュー。「藍を継ぐ海」で第172回直木賞を受賞。
おぐり‐そうたん【小栗宗湛】
[1413〜1481]室町中期の画家。俗姓を小栗、出家して法名を宗湛という。相国寺に入って、画僧周文に学ぶ。足利(あしかが)将軍家に仕え、幕府御用絵師となる。漢画の正統を受け継ぐ穏健な作風。
きた‐しちだゆう【喜多七大夫】
[1586〜1653]江戸初期の能役者。喜多流の祖。堺の人。名は長能(ながよし)。幼名、六平太。金春(こんぱる)流を学び、金剛流の芸系も受け継ぐ。豊臣秀吉に仕え、のち徳川秀忠より一流創設を許された。
くまざわ‐てんのう【熊沢天皇】
昭和20年代に、南朝系の皇統を継ぐと自称した熊沢寛道(ひろみち)のこと。大正時代から、自らを後亀山天皇の末裔と称していたが、第二次大戦後にその主張がGHQや米誌の目に留まり、注目を集めた。後に、...
げんのう‐しんしょう【玄翁心昭】
[1329〜1400]南北朝時代の曹洞宗の僧。越後の人。総持寺の峨山韶碩(がざんしょうせき)の法を継ぐ。諸国に布教中、下野(しもつけ)那須野の殺生石を打ち砕いたことで知られる。源翁心昭。